さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

船に乗りゴッホ美術館へ 3

2010年05月22日 | オランダ

 さて翌日、ゴッホ美術館は街の反対側にあるので、駅前から運河を通る船に乗る。くねくねと回りながら進み、いくつもの橋をくぐって船は進む。ガイドの説明まであるので良い観光にもなる。国立美術館は現在修復中で閉まっているが、明後日には開くという不吉な話も出た。ヴェネツィアほど細かくではないが、街中に運河が張り巡らされている感じだ。臭いはほとんど感じられない。ゴッホのコレクションは悪くなかった。しかし日本で開かれるゴッホ展でかなり見た覚えがある。日本では人気ですから、何度も足を運んでいると、ほとんど見られるということか。


これは展示用かな?(^益^)


さあて、水すましみたいな(?)船に乗って街を行く。窓越しなので、画像の色がこんなでスミマセン~。


静かでのどか。車よりずっと気持ちのいい交通手段だねェ。


左に見えている船は自家用か?しばらく中に住んでもいいくらいかな^^


こんな跳ね橋がいくつもあって、パカッと開いたところを通過してゆきますぞ(^益^)b


画像をクリックしてよおく見てくれ。同じような橋がずっといくつも続いているんです(^^)w


アムステルダムの飾り窓 2

2010年05月19日 | オランダ

 さて予約したホテルは大変便利なところに決めた。中央駅からすぐである。寮の狭いところにうんざりしていたので、少しぐらい高級な所に泊まろうかと3つ星を選んだのである。スカス!さ・び・れ・て・い・る!しょぼくれて薄暗い。窓が吹き抜けに通じているだけ。バスタブがない。剃刀もない。狭い。これで3つ星か!?たしかにドアはオートロック、金庫、テレビ、ドライヤー、セントラルヒーティングなどの設備はすべて揃っている。基準だけ満たしてすべて最低と言えよう。ぬおおお。
 
というわけで、部屋にはいないでサッサと街に出ることにした。有名な売春窟、飾り窓地区はすぐだ。通りのそこここに赤いランプが灯り(当然現在は電気)、赤いサッシのドアにいろんなおねいさん、おばさんが立って通行人を誘っている。目を合わせるとにっこり笑いかけ、口は「カモ~ン」と言っているもの、超然と本を読んでいるもの、中に二人で話に熱中している者(二人が相手か?)、目が合うとドアを叩く者、ドアを開けて腕を摑む者、白人、黒人、東洋人、若年中年壮年老年(!)と、まさに様々。みな下着姿である。グラビア雑誌のスーパーモデル級もいれば、お化け屋敷のようなのもいるのであった(すみません、写真を撮れるわけありませんね)。男たちはドアを開けて交渉し、中に入るとカーテンが閉められる。おじいさんがおばあさんのところに入ってゆくのを見てしまった(^益^;
 街中が観光客で溢れており、当然ここもそうである。団体客がゾロゾロと通るし、カップル、おばさん軍団なども見て笑っている。雰囲気が明るくてどうも変な感じである。そのあたりにはポルノショップ、ストリップ劇場が乱立しているのであった。
 
夕食には日本のカラフルなグラビア雑誌で紹介されていた有名な中華料理屋に行く。牡蠣の料理が自慢らしい。しかし行ってみると「6個から」の御注文。そんなに食えねえ。しかたなく、アヒルの肉が乗っかったラーメンを食べる。べつに、ぐらいの味であった。ラーメンはやはり究極の味、日本であろうて。


目抜き通りには沢山の観光客が行き交っています。


アムステルダムは運河の街。どこを歩いても運河にぶつかります。




こんな水上バスが交通手段になっています。ヴェネツィアのようにオープンならもっといいのにねェ(^益^)


これは5月のことでした。北国なので、とても日が長いんですよ^^


アムステルダム紀行 1

2010年05月16日 | オランダ

 かねてからアムステルダムのゴッホ美術館は訪れねばならぬ、と思っていたところ、滞在していた英国のニューカッスルからは飛行機で1時間半、航空券は往復で1万7千円だったので、3泊4日の旅に出かけることにした。
 寮にいたインドネシア青年が免税の煙草を土産に頼んできた(英国では一箱千円以上!)。しかし
EU内は免税にならない。そう言うと「大丈夫だよ、日本人だから。友人は日本に行くって言えば、それで問題なかったよ」と言う。それでうまく行きゃあ俺のを買うよ、と思いつつ、一応ニューカッスルで行きに試してみることにする。確かにEU
外のアイスランドに行くときは、目的地を聞かれてそのときは堂々と「アイスランドですよ」と言うと、航空券を確かめることはしなかった。今回もしないかも?
 
レジで青年に「目的地は?」と聞かれ、「日本ですよ(4ヵ月後にね)」と答えたら、航空券を見せろと言う。しかたなく見せて「あとで行くんだよ(アムステルダムから、という意味に取ってもらえないかな)」と言うと、「残念だけど、ここでは買えない」と答える。ずうずうしくも「ま~、いーじゃないですか」と頑張ったが、やはり無理であった。(^益^;
 
ヨーロッパを代表するハブ空港、スキポールに飛行機が到着し、街中への列車に乗る。たった15
分あまりで中央駅だ。ああ、成田よ。海外から外国人が日本にやって来たら、「新東京国際空港」の不便さにたまげることだろう。
 
駅前の中央通りはすでに繁華街である。ホテル、レストラン、土産屋が並んでいる。すでに午後になっていたので、オランダ名物のニシンのフライ・タルタルソースはないかと探しつつ、それなりのレストランに入る。魚料理はいくつかあったが、ニシンはなく、タラのフライを食べる。なんのことはない、英国のフィッシュ・アンド・チップスではないか。しかし結構旨かった。付け合せに「チップスは?」と聞かれ、思い切り嫌な顔をしてしまい、米があったのでそれを頼んだ。さてアムステルダムの観光は始まった。


駅前の大通り。路面電車が走っています。


広場には変なヤツが立っていますね^^; 少年たちが集まって見ています。


まもなく夕暮れ。春から夏にかけては、日本よりは日が長いですね。


アムステルダムは運河の街です。これから船に乗りますよ(^益^)b