さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

牡鹿半島の南端 鮎川港

2025年01月20日 | 東北シリーズ


民宿の朝を迎えました。早朝から隣の部屋の少年は宿中を激しく走り回っているw
起きている間はずっと騒音を立て続けている(^益^; しかし夜の9時頃には
きちんと寝てしまったので、始末の悪い大人よりはいいでしょ^^;


石巻に帰りますが、来た道をバスで帰るよりも、牡鹿半島の南端まで行って鮎川港から
連絡船に乗って戻ろうと思いました。船の本数も、バスの本数も少ないのでだいぶ
計画が大変でしたが、時間をかければなんとか行けそう^^; 前もって調べた
限りでは、「病院行き」のバスに乗って手前の「小学校前」で降りて、あとはずんずん
歩けばなんとか船の時間に間に合いそうだと考えていましたが、来てみてバス停の
時刻表を見たら、直接港に行けそうではないか・・・(; ・`д・´)


これはすごい木ですよねえー! 一本の木に、草がびっしり生えているコラボなの?


さて「給分」というバス停に着きました。下り方面には何もありません。あちらの
上りのところに両方の時刻表が掲示されており、「反対側に行くならあちらの道路で
待ってろ」と書いてありました(^益^)w


さてバスは間もなく鮎川港に到着です。鯨漁で有名なところです。


即席の市場で海産物の直売をしており、近所の人たちが車で買いに来ていました。
鯨肉もあった。公共交通機関利用でぶらぶら旅行の私には買えません。。。


あの桟橋から出るのか。あんな小さい船なのか? あとでわかりましたが、金華山
などの景勝地に行くチャーター船でした。贅沢にそういうのもあるんだな。


きれいに整備された港ですが、津波では大変だったことでしょう。


まずは石巻に行く連絡船の切符を買わねば。「網地島ライン」の切符売り場に行き
「石巻まで」と言うと、「午前中の便は途中までしか行かないから、まずは網地島
まで買って、それからあっちで次の切符を買え」という。


網地島ラインのルートは、鮎川から網地島の南端、長渡(ふたわたし)に行き、
それから北端の網地に行って、田代島の仁斗田、大泊に寄ってから石巻に行くのです。

午前中の便は網地まで、それから昼をはさんで2時間半ほどあとになってから石巻に
行くのです。おそらくは船員さんたちの昼休みなのか。というわけで網地でしばらく
過すしかなかろうと思っておりました。しかし切符売り場のをぢさんは「あそこには
何もないぞ。待合所はあるけど暖房はないから寒いよ」という。

前もって調べておいたが、店などもない。昼飯をとる食堂もない。だから前日に
石巻でパンを一個買ってあるのだ。しかし海岸でぼうっと過ごすには風が冷たすぎる。
もうひとりの若いスタッフが、「長渡には神社とか岬があるから、そこを歩いて、
それから島を横断するバスに乗って網地に行けばいいかも」と助言してくれる。
それはいいかも、と思ってグーグルマップからバスの時刻表を見たら、長渡でウロウロ
していたら午後の船に本数の少ないバスは間に合わない!

をぢさんは「バスで帰れば」と言うが、せっかく船に乗ろうと反対に向かって港まで
やってきたので、やっぱり船に乗りたいと言うと、「じゃあこの寒さを楽しんで^^」
と笑っていました。しょうがないよ、網地の港で2時間半、ブラブラ寒い中を過して
やろうじゃないか~、と乗ることにしました(=゜益゜):;*.’:;


この施設の奥には「おしかホエールランド」なる鯨に関する展示館がありましたが、
船が出るまで30分もなかったので、残念ながら見られませんでした。食堂には
様々な海鮮丼に加えて鯨料理もありましたが、これも昼飯の時間に合わないので
試すことはできず。というわけで手前の無料展示室だけをさらりと見物。


漁師の生活に関わる展示。なぜかビールとカレーライスがあるけど。


牡鹿半島ってくらいだから鹿が多いのかな。


さあてまもなく出航。船の先端に設置する、鯨を突き刺す武器(?)があるぞ。



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