さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

厚岸町海事記念館

2018年05月25日 | 北海道シリーズ



厚岸に来たら見なければならないハコモノ、それは「海事記念館」です。



どうやら滅多に見物客はいない雰囲気。でも頑張れ。こういうのがなくなっちゃいかんぞ。



ヲヂサンが、ひとりでヨーソロー!



ここでの発見は、オーストラリア・タスマニア州のイーモント号の残骸。タスマニアは
オーストラリア南部の島で、いまはサーモンがブランド。脂がのってて旨いぞ。

さて時は1850年、タスマニアからやってきた捕鯨船イーモント号は、厚岸沖で難破、
乗組員32名が救いを求めていました。当時の松前藩は彼らを救助し、函館まで送り届けて
そのあとは江戸幕府の警護で長崎まで送り届けられ、無事にオーストラリアへ帰ることが
できたのでした。

そしてね、現代になってから、イーモント号が出航した町、クラレンスと厚岸町は友好の
機会を設け、お互いの町の子供たちが訪問し合って絆を深めた、という逸話や写真が
展示されていたのです。



当時のイーモント号の模型も展示されていました。



いまは捕鯨もすっかりなくなっちゃったけど、捕鯨船のモリもありました。まーたしかに
こんなんでズドンとやるのは残酷ですけどねー。



こういうのをじっくりと見るのがスキですぅ~^^



ああ、さっき通ってきた厚岸湖の祠と鳥居。牡蠣がこんなに獲れたとー。



こんなんかぶって海の底にもぐったと。右の石で出来た草履もいい。海の底を歩くのにね^^



さて、ここにはプラネタリウムがありました。
展示品を見ていて、そろそろ帰ろうかと思ったとき、係員の青年がやってきて、「よろしければ
15時からプラネタリウムのプログラムがありますので、見ていってください」と言ってくれた
のです。にこやかで朴訥な好青年でした。

椅子でしばらく昼寝をして、贅沢にもひとりで鑑賞しました。その青年がプログラムの解説を
してくれたのでした。俺がいなければ中止でしょ?

あとでパンフレットを見ると、「子供たちに宇宙への夢と希望を与える学習施設」なんて書いて
ありました。をぢさんひとりのために、ありがとうございました。



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