東京からの客人招待は終わりました。こちら「観光客」ではなく「住民」になっていた
ので、行くところ、食事をするところが全然かぶらない。住んでいると、混んでいる
ところ、値段の高いところは避けるからなあ。なので少し新鮮な4日間でした。
最初に「食べたい~」と言われたのがココ、「なると」です。いつも混んでるよw
鶏の半身揚げ。揚げたては皮がパリパリして旨いぞー。
観光の最初は堺町本通り、まあお土産屋さん通りです。一年中観光客がゾロゾロ。
連休なんぞは人でごった返してたぞ。「ルタオ」やら「六花亭」などでお菓子を
見てから、ここオルゴール館に入りました。きれいな音色です^^
そして北一硝子三号館の喫茶室、北一ホールに入りました。私はここに入るのが
初めてです。連休のときなど、入口に30人くらいの行列ができていました。いったい
どれくらい待つの?! 今回は連休後の平日なので、すぐに入れました。
この石油ランプ、開店時にひとつひとつ手作業でつけるそうです。右手にはピアノが
あり、生演奏をしていました。
恋人と行くのがよさそうだよな。。。
小樽には寿司屋が200軒近くもあるとか?そして「寿司屋通り」という通りには
両側にずらりと寿司屋が並んでいます。そこで街一番の「おたる政寿司」に予約を
しておきました。ううむ、立派! でもね、、、庶民派の私としては、なんかちと
しっくりこないというか、親を連れて行くような感じのところだよなあ。
翌日は祝津に行き、青塚食堂で鰊定食。この鰊、腹の中にでっかい数の子が入って
います。あれって、正月に小さいのを1~2切れ食べるもんだよねえ。それが丸ごと
全部!贅沢なような、少し持て余すというかw
ホタテは中国が買わなくなって在庫がだぶついているくせに、値段が下がらない、
あまり見ないぞーw 余ってるなら安く出せーw
夜は「かすべ」で北海道料理を堪能。ひとりだと食べない「トロイカ鍋」を注文。
いつもひとり酒だけれど、人数が増えるといろんなものが食べられていいなあ。
運河の夜景です。ここも普段はわざわざ来ない。それも夜なんて来ないもんなあ。
ちょっと新鮮で、きれいな景色を見られました^^;
で「小樽ビール倉庫No.1」に。ここでもいろんなものが食べられました~^^
そして最後の夜にふさわしい、オーセントホテルの「キャプテンズバー」。
静かで格式高い雰囲気を堪能できます。ちなみにメニューに「山崎シェリーカスク」が
ありました。シングル(おちょこ一杯ないぞ)で9000円! ( ゚Д゚)・・・
20秒ほど呻吟した結果、一生に何度飲めるかわからないんだから!と清水の舞台から
後方3回転宙返り2回半ひねり技で飛び降りるつもりになって、でも声は平静を装って
「ではこれを・・・」なんて注文しました。
少ししたらバーテンダーさんが戻ってきて、「すみません、あれは切らしていまして」
と言われる。寂しい反面、少しほっとしたようなwww
そして帰る日の昼、最後に小樽名物の「あんかけ焼きそば」、小樽で最初にこれを
作ったという「龍鳳」に行きました。麺が「ハーフ」、「1玉」、「2玉」、
それぞれ50円ずつしか変わりません。つまりハーフと2玉は100円しか変わらない。
それなら2玉だよなあー!と注文したわけですが、食べきるのちと大変だったw
こちら「腹黒あんかけ焼きそば」。ブラックペッパーがすごい量です。食べた人の
感想が、「くせになりそうだな。でも、これが大航海時代で東インド会社から
買った香辛料だったら、すごい値段になるだろうなあ」でした^^;
怒涛の4日間を終えて、客人たちは帰って行きました。私の部屋が線路脇なので、
「電車が出発したらすぐ左だから」と言っておいたら、乗ってるのが見えました。
1分後にLineに添付されてこの画像が送られてきました。面白い道具ですよね(^益^)w
青の洞窟の向こう側に岩の裂け目が。ここで船頭さんが「見てて!」。
顔が出てくるんです^^;
その向こう側は余市。去年歩きました。
さあて船は小樽に帰ります。
右側に座ったので、今度はよく見えるぞ^^
ここはロッククライミングの聖地なんだとか。船頭さんが登っている人がいないか
一生懸命探します。船乗りだけに、視力は2.0もあるそうです。すると「いたいた!」
「あそこ!茂みのところに、4人いますね。黄色い服が」と場所を教えてくれますが、
全然わからない。画像を撮ってアップにしてみてもわかりませんでした^^;
先ほどの崖に造った龍宮閣のところもそうですが、あちこちで崩落があるような
秘境なのです。これを見ればなあ^^;
祝津に戻ってきました。
カモメがワイワイ。船頭さんは乗客にかっぱえびせんを配り、それを指先につまんで
かかげるとカモメが飛んできて食べるといいます。それでみんなかかげるのですが。。。
来ない~w 「今日はもうお腹いっぱいなのかな?」と船頭さんは残念そう。
でもほうり投げると喜んで食べてましたよ^^
きれいな青色でした。
小樽に帰ってきました。なかなか見応えのあるクルーズを堪能できました。。
船は西に進み、積丹半島が見えてきました。あの雪は、真夏になるまで消えないとか。
「あの岩、熊の形に見えるでしょ?」と船頭さん。
ウム、何やらぬいぐるみのプーさんみたいな? 本物は恐ろしいぞ・・・w
ここは「オタモイ遊園地」があったところ。1936年に開園したのです。そしてこの
断崖絶壁に高級料亭「龍宮閣」が建てられ、一日に千人も訪れる巨大リゾートだった
のです。
こんなのがあったの! ご覧の通り、ほとんど肝試しみたいな崖上に木造3階建てで
建設され、この長い柱を立ててせり出た床を支える工法は京都の清水寺と同じ
「懸け造り」というそうで、当初は設計図がなく、立てていくうちにだんだん大きく
なったとか。
屋根をふくための板金職人は誰も来てくれず、結局大工が屋根も仕上げることに
なったが、そのときに左吉という大工が墜落死したんだとか。私は「佐吉」ですので、
そのときの幽霊ではありません。
この建物は1952年に火事で全焼、いまや伝説となりましたが、詳しい全容はまだ
明らかになってはいないのです。
なかなかの絶景続き。
そしてついに青の洞窟が見えてきました。
入る前に、出て行く他の船を見ました。入れ替わりです。すると船頭さん、「夏に
来ると混んでいて、船が中に入る順番待ちをして、一番長いときは45分待ちだった
こともあるんですよ」とおっしゃる。みなさん、そんな時期に来てはいけませんぜw
確かに「青」の洞窟だ。海が荒れたすぐあとには濁ってしまうらしいが。
洞窟の中で5分ほどゆらゆら。。。
そして外に。「今日はゴミが多いな!ほとんどがハングル文字」と船頭さん。
ま、日本も放射能汚染水を垂れ流してますし^^;
この日はうまいこと晴れたので、客人の希望通り船に乗ることに^^
「青の洞窟」を見るクルーズです。外国人もちらほら乗ってきましたよ。
さあて出航!
港の防波堤の内側は波も穏やかでスムースに進みます。
この画像ではわかりにくいですが、外海に出た途端、波がうねる。そして船の
スピードは上がり、波の上で沈んだり跳ねたり飛んだり、思いも寄らずに激しいぞ。
遊覧船のようにのんびり。。。ではなかったw
漁師さんがいましたよ。
先日に行った祝津の岬。あそこにある鰊御殿、途中の道が崩落して、いまは
閉鎖中なのです。
おお、何度も行きましたが、こちらの角度から見るのは初めて^^
カモメがたくさんいる岩場。白いのはフンですw
乗っているときは船のスピードがすごくて揺れるからシャッターを切るのに大変
だったけれど、いま見返すと空が青くていい天気だなあw
岬を回ってオホーツク海を西に向かいます。
丘の上のホテル。建物の上にある円盤、昔は回るレストランだったが、今は回転を
止めて内部を分割し、客室になっているとか。
船頭さんが、何万年前の火山活動の結果、、、うんぬんと説明していました。
海上からしか見られない絶景が続きます(^益^)w
祝津にあるおたる水族館にやってきました。ひとりで行ってもな・・・と思って
行ったことありませんでしたが、東京から客人が来たので一緒に行くことに^^;
すんげーでっかいエイ。目がギョロギョロしてたぞw
外はもう海のすぐ横で、風が強くてしぶきが飛んできたぞ。
セイウチ。ジブリのアニメでこんなヒゲのキャラクターがいたよね?
エサのイワシを投げるのに売っていました。カポーが買って投げてました。そっちを
見て、すんげー声をあげているのです。
よこせー!と叫んでいるのです。大口を開けて、しかし目線はイワシを持ってる
人に。。。
硝子越しに見ていたら、突然目の前に来ましたw
ペンギンさんはたくさんいましたよ。
わりと人間に慣れています。
お散歩タイムというのがあり、見物客の前を団体で歩きました。
歩いてついてくるのは、行った先でエサがもらえるから。
イワシを丸呑みです。一匹で腹いっぱいだろうに。骨から何から全部溶かすんだから、
消化液ってすごいよねえ。
岬にある灯台には何度も行きました。そこからこちらの水族館を見たりしていましたが、
ついに中に入ったと^^;
室内ではイルカのショー。最初はオットセイでした。
きれいに揃ってジャンプをします。賢いんです。教えるのも大変だろうなあー。
すごいジャンプ。
最後のご挨拶^^
尻尾を上げて! 口を開けて! って、どうやって教えるんだ?
クラゲちゃんは、癒し系で人気あるとかねえ。
ピントを合わせるのが難しかったりするのだ。
この鼻だか角だか、どうよ?
そういえば北海道のイトウって、絶滅の危機があるとか。人間が水を汚すからなあw
というわけで、最後は青塚食堂で鰊焼き定食。定番です♪