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バイク好きオヤジのひとりごと

バンディットの調子について

2013年12月11日 | バンディット250
我が家のバンディット250 手に入れたときから調子良かった訳ではありません

東京の三鷹に住む人から個人売買で手に入れたときは
キャブは当然のようにオーバーフロー状態でガス臭く
4000~6000回転は全く使えない、俗に言う「バンディット病」の状態
三鷹から横浜まで乗ってきましたが、そのときの燃費は15キロを切っていました。

ブレーキは張り付く寸前、粗悪品のバッドを使っていたのか
ローターはペラペラ、左右に転倒した跡も残っており
エンジンの1番シリンダーのビッグエンドから少し異音が出ていました。

それでもヨシムラ管と 外したノーマルマフラーが付いて
バッテリーとチェーンは1年前に交換されて
自賠責が1年半付いていて5万6千円という値段
何とかなるかな?と思い手に入れました。

手を入れたところは まずキャブのOH、バンディットのキャブの部品は
いくつかのOリングがメーカーのスズキから供給されないらしく
技術や知識が不足しているバイク屋さんではOHできないと聞きます。
私がいつもお願いするバイク屋さんは別ルートで全ての部品を入手してくれるので
バンディットのキャブでも問題なくOHしてくれます。

そこまでやってもらって 燃費は17キロに改善
相変わらず4000~6000回転は使い物にならず まだガスが濃い状態でした。
その症状と全く同じ状態は あるカワサキ車で経験済みで
キャブ内のニードルを下げて ガスを薄くすることで解消しました。

バンディットも同じくニードルをクリップ1個分下げてガスを薄くしたら
いわゆる「バンディット病」は無くなりました。
その状態でノーマルマフラー時 燃費は20~23キロ
ヨシムラ管付けた状態で18~20キロでした。

その後、3000円で手に入れた中古エンジンに積み替えたことで
1番シリンダーの異音は消え調子が良くなったのですが燃費は変わりませんでした。

現在はさらに少し手を入れて ヨシムラ管でも22キロは走るようになっています
6000回転付近のトルクの谷も完全に消えました。


いわゆる「バンディット病」って 単にガスが濃いだけの状態です。
それが判断できない人には絶対に直せないと思います。

まず、腕の良い職人にキャブOHしてもらい Oリング、パッキン類は全交換。

私のような素人はもちろんですが、素人レベルの知識や技術しかないメカニックでは
バンディットのキャブはOH出来ないと思います。
まずは、ちゃんとした腕があるメカニックを見つけることが
「バンディット病」を改善する第一歩です。

OH後、ジェットニードルのクリップを上に付け替えてニードルを下げる
それでも改善しないようだったら ニードルとジェットホルダーを新品に交換します。

バンディットはかなり古いバイクです
ジェットニードルとジェットホルダーが長年の使用で磨り減っています。

部品が悪いだけなのに、他の何をやっても症状が改善される訳がありません。
基本に忠実に考えれば 当然辿り着く結論ですが・・・


昔、あるカワサキ車のオーナーズクラブのメンバーだったとき
そのカワサキ車もバンディットと全く同じ症状に悩んでいる人がかなりいて
私が社外品のニードルを使ってバンディットの時と同じ手法で直したのを
クラブのHPに書き込んだんですが
そのクラブのメンバーだった自称「メカニック」が
知識や経験も無いのに 効果が無いと書き込んで否定されてしまいました。
調子悪かったという人も馬鹿だったのか 馬鹿メカニックの書き込みを信じてしまい
結局、調子良くなったという書き込みが無かったので そのままだったのでしょう。

私は自分でやって 良くなった経験を基に書き込んだだけなのに。
コメント (2)
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