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バイク好きオヤジのひとりごと

GPZ750R改 プラグ周り整備の続き

2015年08月09日 | バイク整備
プラグ交換が終わって あとはプラグキャップ交換だけになったGPZ750R
夏休みなのでメーカーのパーツセンターもお休みです。

リトルカブのパーツカタログを沖縄に送るために郵便局に行って
バイク屋さんに手持ちの在庫を持っていないか相談しに行ったら

「GPZ1000RXの中古品ならあるよ」ということで 1個頂けました。
でも、「これも20年以上前の部品だからね」との注意を添えて・・・

バイク屋さんの常連になると お金じゃない こんなメリットもあります。
だって、今の時期に必要な部品が手に入るなんてありえないでしょ?

きれいだし、使えそうなのでプラグに差し込む部分に接点復活剤を噴射して
すぐ使えるよう準備しておきます。

車体(プラグコード)からプラグキャップを外そうとしたら
プラグコードが脆くなって切れてしましました。
仕方ないので カブを出し

ナップス横浜店でキジマ製のプラグコードを買ってきました。

全く同じ部品なんですが、新品はφ6.9mm

ずっと使っていたほうは 一回り太くφ7.8mmもあります。
ボロボロに脆くなっている上に太くなっていたのでぜんぜん使えませんでした。

新しいプラグコードを使って プラグキャップを取り付けました。

これで大丈夫でしょう。


前回の記事で、純正のプラグキャップには抵抗が入っているので
無理に抵抗付きのプラグを使う必要は無いと書いたんですが
知らない人に限って「そんなことは無い」と言ったりするので
実際に 錆でボロボロになって使えなくなった方のプラグキャップを分解します。

GPZ750Rのプラグキャップですから30年前の部品です

プラグキャップの中にある プラグに固定する部分を回して緩めると
錆の破片と一緒に 中から部品が出てきました。

純正のプラグキャップには抵抗が入っているということはもちろん
プラグキャップが分解できるって事自体 知っている人少ないんでしょうね・・・

少しアップ

右がプラグの先端にロックする部分が付いたネジで 黄色○内が抵抗
ほら30年前のプラグキャップにも ちゃんと抵抗が入っていたでしょ?

30年前は抵抗入りのプラグなんて売っていなかったので
逆にプラグキャップ内に抵抗が必要だったのかもしれません。

抵抗の奥にコイルスプリングが入っているのですが、このプラグキャップは
かなり錆びていて、奥のほうにスプリングがあるのは確認できたのですが
出てきませんでした。

プラグキャップが原因で火花がきれいに飛ばない場合
抵抗の両端の接点が荒れていることがあり、
そういう時は抵抗の両端と接点部分を磨いて組み直すと復活する事があります。

プラグキャップを元のように取り付け
エンジン始動すると ちゃんと1番エキパイが熱くなって
回転も安定したのでこれで大丈夫だと思います。

東北ツーリングまであと1週間、週明けに実際に乗って確認してみて
OKだったら女房が乗ります。
コメント
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