
田中さんは年末の千里山クリスマス・コンサートで、お似合いのサンタの衣装を付けて、紙芝居を巧みに演じておられる方です。地元千里山出身で紙芝居を中心にボランティア活動をされ、千三小学校工作クラブの指導、ホーム・ガイドヘルパーとして介助と生きがいづくりに携わるなど、その範囲は留まるところを知りません。又、ボーイスカウトのビーバー隊隊長としても活躍されています。その風貌に違わずエネルギッシュな方で、お会いすると妙に話が弾みとにかく形破りな楽しい方なのです。
誘われるままに千里図書館の復元教室を覗いてみると、文化庁委嘱事業「伝統文化こども教室」の一環として「手づくり紙芝居子ども教室」の最終受付日ということで皆さん集合されていました。講座は来週7月21日(金)から始まりますが、当日までは希望者の受付を延長されるということでしたので、興味のある方は親子連れなどで参加されたら面白いと思います。
ちなみに紙芝居をされている方は大阪では3人しかおられないそうです。しかし最近は紙芝居の真価が見直されて、例えば保健所で子供達に「食育」について教えるツールとして紙芝居を教えて欲しい、という依頼なども増えているそうです。近い将来、紙芝居がもっとビジネス・チャンスに関わることもあるのかも知れません。
連絡先 : 千里山・紙芝居文化協会