
もう花期を過ぎてしまったバラの枝の中に、余り見たことのない花が咲いているのが目に留まりました。お聞きすると「時計草」という花で、拡大写真を見て貰えば良くお分かり頂けるのですが、花弁の文字盤の上に雌しべの時・分・秒針が浮いているのが時計そっくりです。
さて、時計と言えばやはり千里山にとっては「大きな古時計」です。あの歌の訳詩をされた保富庚午(ほとみこうご)さんが千二小学校のご出身だということは有名です。又、「大きな古時計」を歌ってヒットさせた平井堅さんのプロデューサーである亀田誠治さんも千三小学校出身だと、千里山の高三生(Kumaさん)に教えて頂きました。千里山.NETではこの歌を千里山のイメージソングとしてずっと大切にしたいと思っています。
ところが最近知ったのですが、お笑い芸人で平井堅さんの物真似をして人気のヒライケンジが、事もあろうに「大きな古時計」のカバーCDを9月に出すという情報が入りました。平井堅さんもカバー曲ですので、カバーのカバーということが面白いというノリのようです。多くの人が大切にしてきた「大きな古時計」の懐かしい癒しの世界が、笑いの暴力で壊されてしまうのではないかと少し心配です。こういうことは保富さんのご親族にもどうしようもない事なのでしょうか‥‥。
・以前にモッコウバラを紹介した記事です。
・保富庚午さんの記事はこちらをご覧下さい。