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佐竹台はかつて千里ニュータウンのまち開き式も行われ、またメタセコイアの木立が影を映す美しい池公園にも恵まれた住環境で、ニュータウンの象徴的な地域ということも、このマンションの開発ディベロッパー(阪急不動産&NTT都市開発)が敢えて「指針」をアピールする理由だと思われます。
開発事業に関しては東京のような都市も含めて、日本はとても規制の少ない国だと言われています。例えばアメリカなどでは民間開発はもちろん、公共施設や個人住宅の改築などにおいても、殆どが先ず反対され許可がなかなか下りないのが普通のようです。確かに映画やテレビなどで、住宅地の樹木や芝ガーデンなどが美しく保たれた光景はよく見られます。隣の家や庭も一つの景色として相互の環境資産として考えられているのでしょう。
千里山では現在、東公園に面した菱川医院跡地でのマンション計画に対し、階層の低減化や建坪率による圧迫感への配慮など、住民との話し合いが進められていますが、千里山の環境に準じた「まちづくり指針」とも言えるものの重要性が増しているように思います。