千里山駅からちさと図書館の方へ行くには、自動車が通る広い市道と平行して千里山団地の中を歩く桜並木の道があります。そして実はもう一つの豊かな自然に触れられる道があり、団地の建物に沿って歩ける住民の生活道です。
僕は時々この土の道を通って行くのが大好きで、季節に応じて住民の方が育てた花壇の花などを楽しみながら歩きます。今日も大丸ピーコックで買い物の帰りにこの道を通り、しばらく立ち止まって木の葉の間から覗く青空や陽の光を見上げました。
おそらく千里山団地を故郷として育った方達にも、この道は見慣れた懐かしい風景ではないかと想われます。ただ単に駅へと時間に追われながら通過するだけではこの道は利用しないでしょうが、少し視点を変えるだけでこんなに違った風景が見えてくるのがとても面白いと思います。
この道の沿線には小さな花壇だけではなく、枇杷の木なども植えられております。小さな実ですが既にだいぶ色着いてきていますので、その内に一個くらいは味見をしたいと思っています。
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