千里山駅前のカフェ「CALDI'S CLUB COFFEE」がレストランを始めてからは、お昼の時間帯に主としてコーヒーを呑みに入った僕のような客は、手前のフロアーの席かあるいは一番奥まったセミクローズな空間に座ることになっています。
だから最近では、手前のカフェ・フロアーでお気に入りの席が塞がっている場合は、以前には閉鎖的なイメージがして余り利用しなかった奥の席に案内されます。そして週末などはやはり多くの利用客があり奥が指定席のようになりました。
しかしそうしてみると意外に落ち着いて快適な感じも出てきました。先ず狭いとはいえ基本的に開放感を味わいたい人は来ませんから、大体が貸し切り状態に近く本を読んだりアイデアを考えたりするのには適します。また相席になっても大空間でないので気を遣って話すのも小声になります。一度だけ携帯でビジネス的な内容を大きな声で話す元気印の(そして想像力に欠けた)若者が入ってきましたが、そんな時は諦めて雑誌など気軽な別のことでリラックスしています。
セミクローズなのでウェイトレスの女の子とも一言二言の会話も気軽に楽しみやすく、僕にとっては日頃の会話不足を補う効用もあるかも知れません。また比較的長時間いても視線が気にならないので(生来そんなに繊細ではないですが)いつも2.3時間は占有してしまい、文字通りのサードプレイスとなりつつあります。
※ 写真の奥のカーテンに隠れて非常口のサインも見え、出火や緊急時などの安全性も確保されているようです。