千里山月が丘の阪急千里線沿いにある空き地は、春先には菜の花も咲き緑も生い茂る場所なのですが、年に何回かその雑草を刈り取る作業が行われます。
先日通りかかるとたくさんのハト達が集まり落ち穂拾いをしていました。もしかすれば雑草が刈り取られてしまい無防備になった、地面に蠢く小さな虫を狙ってのものかも知れませんが、近づくと一斉に逃げるに違いなく確かめることはできませんでした。
この草地の後方には竹林が少し残っており、何本かタケノコが生え出してきます。金網を張った柵があるので誰も取れないので、そのままかなりの高さまで成長したところで、結局は折られてしまうのでかえって可哀想に思います。
竹と言えばテレビの特集番組で有名デザイナーが、四国の特産タオル製造の素材としてバンブー繊維に着目し、その繊維の肌触りの良さとは別に、再生産可能なものとして環境に優しいことがアピールされていました。繁殖力が強くて場所によってはやっかいものとも見られている竹林ですが、タケノコだけではなく今後はいろんな面で少し見直されることになるかも知れません。
※ 夜も更けて自販機でお茶を買いに外に出て側を通りかかると、近所の猫たちが3匹ほど集まって“秘密会議”を開いているのが仄明かりの中に見えました。