先日ご紹介した千里山団地の建物に沿ってある「もう一つの道」は、そのまま延長する形でポンプ場公園の土の広場を突っ切り、和菓子の老舗「高砂」さんの店前まで草道が続いていきます。
そしてその途中のポンプ場公園の片隅に「この木なんの木」があります。普通の桜の木なのですが、枝葉を大きく広げた姿が「この木なんの木」状に見え、子供だけでなく一度木の大きな傘に入ってみたいと感じさせます。中に入ると枝葉が目の高さにまで下がっていて、想像以上に何か安心感が生まれるのです。
春の桜の季節にはこの木の下で、何組かの子供連れの家族が花見を楽しむ姿が見られました。桜の花に包まれている感じになり、枝葉とはまた違った幸せが味わえます。