千里山駅前のコーヒー専門カフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」で、最近お目見えのパンプキン・ロールを食べてみました。見た目よりもカボチャのペーストがたっぷり巻き込まれていて、お気に入りのエスプレッソ・マキアートとの相性も良いです。
僕は昼食後に寄る場合が多く半分くらい残すことが多いのですが、最近はそれを分かってくれているスタッフがお持ち帰り用の袋を用意してくれます。コストのかかることを想えば少し心苦しくも感じますが、そんな細やかな心配りを有り難く思っています。
さて橋本大阪府知事や他の首長などの要求を契機にして、政治課題の一つとしてクローズアップされてきた地方分権主義・道州制ですが、まだ一般的な知識としてあるいは詳しい議論などもされていないと想われます。中央集権・官僚依存から地域密着の政治へ変わると、どのような利点が考えられるのかが多面的に分かりやすく書かれています。
しかし、例えば僕の故郷の四国州は沖縄に次いでGDPの小さい規模なのですが、法人税の低減により企業を誘致したり、固定資産税や相続税率を低くしてシルバー世代の取り込みなどを行い、独自の方向性で豊かさを追求していけるとか仮想されています(『地域主権型道州制がよくわかる本』)。実際はそのよう他の州も考えられるような政策では説得力が余り感じられません。
やはりその地域のコア・コンピタンス(中核の強み)を自分達で見極めて、それぞれの競争力を高めることに自主財源の中で地道に取り組むことが大切なのだと思います。
![]() | [図解]地域主権型道州制がよくわかる本 江口 克彦 PHP研究所 このアイテムの詳細を見る |
![]() | 地域主権型道州制―日本の新しい「国のかたち」 (PHP新書) 江口 克彦 PHP研究所 このアイテムの詳細を見る |
![]() | 道州制で日はまた昇るか―地方分権から市民主権へ 道州制.com,一新塾 現代人文社 このアイテムの詳細を見る |