最近古い洗濯機が不調で自動プログラムが一区切り毎にストップしてしまい、ピーピーと警告音が報告する度にスイッチを押し直さなければなりません。普通2回の濯ぎ(標準セット)にしてありますので、脱水行程も含めて4度となりとても煩わしい思いをしています。新しい洗濯機は斜めドラム式など色々あると思いますが、思いの外高価でとても買い換える余裕はありません。
それはさておき、立ち寄ったちさと図書館でいつもの雑誌をチェックしていたら、花王の新しい液体洗剤「アタックNeo」の取材ページが目にとまりました。デフレ経済を受けスーパーやコンビニのPB(プライベート・ブランド)が隆盛となる中で、メーカーによるNB(ナショナル・ブランド)が生き残りと誇りをかけて新商品を開発しているという記事でした。
洗剤と言えば大きな粉末洗剤のパッケージをスーパーに積み上げた光景が想い出されます。現在ではそのパッケージも随分コンパクトになり、また液体洗剤もよく利用されるようになっています。
花王はこの液体洗剤の戦略的な新製品を開発したということでした。1/2の容量に濃縮度を高めよりコンパクトにし流通コストを削減、また泡切れを速くして濯ぎの回数を1回にし省水タイプを実現しています。まさに僕の不調の洗濯機のためにタイミング良く出てきた商品のように思われます。
花王は他のメーカーを3年リードしたと豪語しているようですが、今回も直ぐに競合メーカーが追いかけていくことになるのでしょうか。
【追記】2010/6/3(木)のテレビ東京「ルビコンの決断」で、花王の新型液体洗剤「アタックNeo」の開発物語が放送されました。