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路線バスの旅「天空の里 祖谷」

2011-07-03 23:55:21 | Weblog

 先々週土曜日の夕方前午後5時半から、NHK「のんびりゆったり 路線バスの旅」で「天空の里をゆく~徳島 祖谷~」(アーカイブPDF)を見ました。
 ペルーのインカ遺跡「天空都市マチュ・ピチュ」とはスケールが少し違うと想いますが、こちらの方は過疎化は進んでいるものの実際に今も多くの住民が暮らしています。山の斜面に沿って人家や田畑が張り付いているように見え、同じ村内でも一番上の家までは一度も行ったことが無いというお年寄りの言葉には、地域の生活に置かれた過酷な条件が少し想像できるようでした。
 一人暮らしの高齢者の家の前に赤い旗を立てて、元気なことを周囲の人に分かるようにしています。住民皆でお互いを見守る工夫ができているのは、今後高齢化が進むと想われる都会のマンションなどでもアイデアを導入しても良いと想いました。ちなみに旗の色は、祖谷が平家の落人といわれていることから、平家の旗印の赤色としているようです。
 こんな奥深い地域にも移動販売車で食品や日常品を売りにくる人もいて、自然の中でそれぞれが補完し合って豊かに暮らしているのが良く分かります。
 ところで徳島県は僕の故郷ですが、風に揺れるかずら橋で全国的に有名な祖谷にはまだ行ったことはありません。しかし、別の四国山麓の山村地域には何回も、路線バスやオートバイを駆って乗り入れたことはありました。その時の懐かしい想い出を甦らしながら番組を楽しみました。特に印象深く憶えているのは、ヤマハのトレールタイプのオートバイ「セロー」に乗っていた頃に、一日中スーパー林道の山の尾根を辿る単独ツーリングをしたことです。

※ 【26日(日)NHK朝のニュース】東日本大震災・津波の被災者に提供される仮設住宅で、リユース可能な木造住宅タイプの資材として、徳島県の杉材がその優れた耐久性が評価され採用されています。柱と杉板パネルの構造で震度7の地震でも倒壊しないと実証されていました。