阪急グループの葬祭場ETERNO(エテルノ)の季刊パンフレットの2011夏号の表紙が、余りにも涼しいラムネの瓶のデザインだったので手に取りました。このところ梅雨に後戻りしたかのような天気が続き、気温は少し下がりましたが湿度が高くかえって蒸し暑い夜となっています。明日から8月の夏本番に入りますのでご紹介するには良いタイミングと想います。
さて、ページを捲ってみると表紙に違わずに「朝までスヤスヤ 暑い夏のぐっすり快眠法」(PDF)という特集が載っていたので、寝苦しい熱帯夜にぐっすり眠れるなんて本当かなという気持ちで読んでみました。
それによると先ず人は加齢とともに生命力が衰えていきますが、眠る力も同じように弱まっていくようです。その眠る力を発揮するには規則正しい生活が肝心で、その中でも朝起きたら太陽を浴びるようにすると体内時計がリセットされて生活のリズムが取り戻せるということです。人の体内時計は何故か25時間周期で繰り返されるように出来ており、その1時間のずれを毎朝太陽の光を身体に認識させることによってリセットし快適に過ごすことが大切です。以前読んだ本で夕陽浴によって1日の終わりを身体に感じ取らせると、その夜の睡眠へとスムーズに誘ってくれるということを知りましたが、長い間に人のDNAに刻まれた自然のリズムを身体に感じさせてあげることは、朝も夕もとても大事なことなのかと改めて想います。
また体温の上がる昼間の活動時間に出来るだけ活発な生活を心がけ、体温の下がる睡眠時間とのメリハリをつけることも自然で健康な生活に必要と言われています。その他、昔懐かしい本麻の蚊帳などの快眠グッズもいろいろ紹介され、今話題の睡眠中の熱中症対策についてなど興味深い記事があります。電車の中でちょっと読み物という時には、駅ホームのスタンドラックから手に取って乗られると良いでしょう。