続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』533.。

2011-07-07 06:14:30 | カフカ覚書
はいってきたのは、宿の亭主だった。彼は「フリーダ!」と叫んで、二、三度部屋のなかを歩きまわった。

 亭主/wirt→wort/言葉(を暗示している)
 フリーダ/Fried→Frieden/平和。
 部屋/Zimmer→Themaテーマ。
 二、三度/einigemale→Ahn mal/先祖、傷痕。

☆言葉のありようで「平和!」と叫んで、先祖の傷痕からはなれ、テーマに近づいた。