続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

お付き合い。

2011-07-11 07:11:08 | 日常
 いま、声がするので障子を開けたら近所のYAさん、
「弟がかぼちゃ持って来たけど食べきれないから」と言って立派なかぼちゃをくれた。
 こちらも一個は食べきれないので通常半分ないし四分の一に小分けしたものを買っている。

 でも他ならぬご近所でのおすそ分け・・・要る、要らないは問題ではない。
「あなたの家とはお仲間ですよ」という印。
 どんな物であってもつべこべ言わずありがたく頂く、それが約束。

 ご近所付き合い・・・近所はある意味財産であって、無いものを必ずや補いあえる同士としてその絆を深めていかなくてはいけないと思う。

 かぼちゃ、頂きました。ちゃんと食べます!

『風の又三郎』41。

2011-07-11 06:55:44 | 宮沢賢治
「わあい、さの、木ぺん貸せ、木ぺん貸せったら。」
「わぁがない。ひとの雑記帳とってって」

 木はキと読んで、鬼(死者の魂)。
 雑記帳は、ゾウキチョウと読んで、増鬼帳。

☆「わあい、さの、死者の魂を返せ、返せったら。」
 「わぁがない、ひとの「増えた死者の魂」とって」

『城』537。

2011-07-11 06:03:13 | カフカ覚書
 この亭主は、もともと丁重なうえに、自分よりはるかに身分の高い人たちともたえずかなり自由につきあっているので上品な礼儀作法も身につけた男なのだが、フリーダと話をするときは、特別にいんぎんな口ぶりになった。

 礼儀作法を身につけた/hoflicher→hollisch/地獄のような。
 身分の高い/hohergestellten→hohn stelle/嘲笑、立場。
 上品な/fein→feind/敵。
 erzogener→erzahlen/物語る。 

☆彼は地獄のようなところにも自由に行き来でき、嘲笑されるような立場の人とも自由に付き合い、敵を物語ることもできる男なのだが、フリーダとは特別に注意深く話をしている。