続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

土用丑の日。

2011-07-22 06:37:18 | 日常
 デパートの地下に降りていくと大きな声で
「今日は土用の丑の日です。本日限りのお買い得、冷凍物と同じ値段でウナギを販売しております」と騒がしい。

 何も今日食べなくても・・・刺身のコーナーを見るとそれなりに高い・・・迷っているうちに(土用の丑の日だから、とウナギを食べたことがないことに気づいた)
 一生に一度くらいと思ってそのコーナーに戻ってみると、脈ありと見たのか販売員は試食を無理やり口元へ。

 ちょっと心が動いて値段を見ると、《一尾1750円》これはやばい・・・。
「二人分はゆうにありますよ」と店員。《でもねぇ、あんまり高い》

 うーん・・・、まぁいいか。

 3つに切り分けて二つを夕食に、残りはわたしの外出中留守番をする夫の分。
「小さくても一切れ600円、心して食べてね」と言わなくてもいいようなことを言ってしまった。
 中国の安くてふっくら大きなウナギの方が良かったわたし、後悔しきり。

 お中元で頂いた商品券・・・つまり、ただのお買い物、それでも悔やむわたしは相当なケチ?

『風の又三郎』52。

2011-07-22 06:12:57 | 宮沢賢治
その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかした半巾をネクタイの代りに(首に巻いて手には白い扇をもって軽く自分の顔を扇ぎながら少し笑ってみんなを見おろしてゐたのです。)

 人はジンと読んで、神。
 白はハクと読んで、魄。
 麻服はマ・フクと読んで、真の福。
 着てはキと読んで、鬼(死者の魂)。
 半巾はハンキンと読んで、反禁(タブーに逆らう)
 ネクタイはネグタイと読んで、祈、態。
 代わりはダイと読んで、題(テーマ)
 
☆その神は、魄(たましい)の本当の幸福の鬼(死者の魂)で、タブーに逆らって祈る態をテーマに(・・・)
 

『城』548。

2011-07-22 05:48:50 | カフカ覚書
亭主がまだ部屋を出ていくかいかないうちに、フリーダは、はやくも電灯のスイッチを切るなり、カウンター台の下のKのそばに来ていた。

 電灯/elektrisch→aleatorrisch/偶然に左右される。
 部屋/zimmer→Thema/テーマ。
 カウンター/pulto→plot/プロット、筋。
 下に/unter→unstern/悪い星回り、悲運につきまとわれる。

☆テーマから離れないうちに、フリーダがすでに偶然に左右されるような表現をしたのは、悪い星回りの筋(プロット)からだった。