続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

Xデイに向けて。

2011-08-22 06:35:24 | 日常
 着ることもなかった衣類の処分・・・理由はいろいろある。太ってしまったから、年齢にふさわしくないからetc。

 それにしても、自分が死んだときの遺影を入れる額縁まで用意してあるのには自分で驚いてしまった。ほかにも、万が一の場合に備えて、尿漏れパンツだの膝宛や通院用の下着、入院時の寝巻き等々・・・今現在一つも役に立っていないものばかり。

 何か考え出すと妄想が膨らんで止まらない。自分のことは自分で始末をつけなくてはという思いがそうさせる。
(なるようになる)と、楽観主義を気取っているのに、実は小心者・・・笑ってしまう。

 人生も終盤と心得、片付けに走っているけど、お金さえあれば何とでもなるのかもしれない。丸ごと片付けてくれる片づけ屋さんに頼めばいいだけのこと。いくらかかったって丸ごとトラックに積み込んで「ハイさようなら」こっちはすでに死んでいるんだからどうでもいいか・・・。


 いやいや・・・きれいに片付けてお別れしたい。

 そういえば昨夜サークルのKU氏の訃報を聞いた。水曜日にお別れの会を開くという。
 ああ、寂しくもあっけない・・・去年4月には二人で食事をしたのに。

 わたしにも必ず来るXデイに向かって整理整頓、頑張るゾ。

物の見方。

2011-08-22 06:28:04 | 宮沢賢治
 宮沢賢治の凄さは今さら言うまでもないけれど、常々その発想の柔軟さ、意表をつく物の見方には驚かされてしまう。
 今朝も、「突然」の言葉に行き当たって考えていると、はっとした。

 突然・・・凸、全・・・これはないなと打ち消そうとして・・・全てどこもかしこも・・・例外なく中央が出ている(!!)
 これは球体しかない、そう、太陽は球体だということに気づいた。

 全て・・・みんな・・・突出している、一番であり個性的であり美しくも尊重されるべき存在である。平等、絶対の平等、これが賢治の中心となる思考でもある。

『風の又三郎』81。

2011-08-22 06:16:10 | 宮沢賢治
それは突然又三郎がその下手のみちから灰いろの鞄を右手にかゝへて走るやうにして出て来たのです。

 突然はトツゼンと読んで、凸・全。

☆全てが凸(中央が突き出ている)・・・球体である幽(死者の世界)の太陽は解(問題を解く)衆(人々)を拝(尊重)し、奉る。
 幽(死者の世界)の主(中心となること)は、葬/死者を葬むることを遂/やりとげ、輝かせることである

『城』576。

2011-08-22 06:03:16 | カフカ覚書
それから、バルナバスの家へさがしにいって、最後にここで見つけたというわけでして。ひと晩じゅうここにすわっていましたがね、いやはや、勤務もらくじゃありませんな」

 ひと晩じゅう/ganze Nacht→ganz nachen/堅い岩石、小舟。
 勤務/Dienst・・・機関。
 らく/Reich→Reich/国、帝国。

☆バルナバス(最小粒子の断面積の単位→素、基礎)をさがしにいって、ついにここで見つけたというわけでして。堅い岩石の小舟、ここは監獄ですかね。いや帝国は機関じゃありません」