赤い種。 2011-08-24 06:45:55 | 日常 ゴーヤは熟すと朱色になり、そのうちパカッと口をあけて種をこぼす。その種は粘着性が強くてそんなに遠くへは吹き飛んでいかないように見える。鳥が食べているという風でもないけど甘いらしい。 植物というのはどれを見てもその姿に感動するほど美しい。ゴーヤの種もその例に漏れない。
『風の又三郎』83。 2011-08-24 06:20:41 | 宮沢賢治 「お早う。」とはっきり云ひました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが一人も返事をしたものがありませんでした。 お早うはソウと読んで、喪。 向きましたはコウと読んで、光。 一人はイツ・ジンと読んで、溢、神。 返事はヘン・ジと読んで、遍、慈。 ☆「喪/とむらい」 光が溢れ、神は遍く(もれなくいきわたる)慈しみました。
『城』578。 2011-08-24 06:11:17 | カフカ覚書 「だって、もう昼間ですぜ」と、ふたりは動こうともしないで答えた。 昼間/Tag・・・集会。 ☆「だって、すでにもう今は集会ですぜ」ふたり(頭脳、知覚)は感動もせずに答えた。