気が進まないけど・・・。

「無料で床下点検をいたします。○○から来ている者ですから云々。」

　端から断りたいのを堪えて、しばらく聞いていると、地図を広げ「お隣もそのまたお隣も・・・」と、線で括ってあるのを見せられた。

「う～ん・・・。」
（二人目の孫も生まれたことだし、清潔第一）
　以前にも他の業者さんだったけど、お願いしている。そのときはお隣の奥さんに「これこれ然々だから」と勧められて「では」ということになった経由がある。

　毎年点検に来られても何だかうっとおしい話。

　朝も早くから九時半には始めるらしい「ほんの四十分くらいですから」という。

「点検した後、消毒などの措置にはいくらくらいかかるんですか」単刀直入に聞いてみた。すると「十万くらいは・・・」と口を濁したけれど・・・。

　仕方ないことなんだろうか・・・。
「五年に一度はやらなくちゃ」と、当たり前のような顔をしていたけど、「そんな法律できましたか」とでも言いたかったわ。

『セロ弾きのゴーシュ』２３。

「先生、そうお怒りなっちゃ、おからだにさわります。それよりシューマンのトロメライを弾いてごらんなさい。きいてあげますから」
「生意気なことを言うな。ねこのくせに」
　セロ弾きはシャクにさわって、このねこのやつどうしてくれようかと、しばらく考えました。

☆宣（広く知らせる）ために成すことを努める。
　照（あまねく光があたる＝平等）である鬼（死者）の運/めぐりあわせの段（方法）を講（話す）

『城』１２０８。

わたしは、あなたに自分のことを洗いざらいお話しました。いくらかはご参考になったとおもいます。さあ、こんどは、あなたがクラムになにを訊きたいとおもっていらっしゃるか、それを隠さずにおっしゃってくださいな。

　 Fall・・・事件、(fallen/死）
　クラム/Klamm→klan/氏族。

☆事件（死）について考えると、あなたは先祖たちと自由に話すことができるようになったとおもいます。こんどはあなたがクラム（氏族）になにを訊きたいとおもっていらっあやるのかを、同じように自由に話してください。