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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

やさしい会話。

2013-03-15 06:48:41 | 日常
 外から聞こえて来た会話。
「おばあちゃん、今日は何食べるの。味噌汁?」
「おばあちゃん、ぼく手伝うからね」

「・・・」
 おばあちゃんと呼ばれた人は、横須賀に住む娘夫婦の子供(孫)の面倒を見るために茨城県から一時的にご夫婦で転居してきている。早朝六時には娘さんの自宅へ車で向かっている様子。時々お孫さんを連れて歩いているけれど足を手術したため杖頼り。
「お孫さんはお一人ですか」と尋ねると「いえ、いえ三人ほど居ります」という答え。
「大変ですね」
「ええ、こちらへ来ている間に茨城の方の家の屋根が震災で壊れてしまったのです。やむなく家は取り壊してきました」と、孫の世話はもとより、自分の家の始末にも苦慮していることを打明けられた。

 
 住み慣れた家を離れてまで、お孫さんのことを心配している優しいおばあちゃんの愛情をいっぱいに受けた小さなお孫さん。
 そのお孫さんから自然に出た言葉。(たぶん、日常的に交わされる会話かもしれない)

「おばあちゃん、ぼく手伝うからね」

 家の中にいてふと聞こえて来た会話に胸を熱くしたわたし。

『セロ弾きのゴーシュ』28。

2013-03-15 06:39:25 | 宮沢賢治
 セロ弾きはなんと思ったか、まずはんけちを引きさいてじぶんの耳の穴へぎっしりつめました。それからまるで嵐のようね勢いで、「印度の虎狩り」という譜を弾きはじめました。

☆談(はなし)の化(形、性質を変えて別のものになる)は、詞(言葉)に隠れた字(文字)で決める。
 覧(見渡す)逝(人が死ぬこと)。
 隠れた図りごと、故(死)の殊(特別な)二つの談(はなし)である。

『城』1213。

2013-03-15 06:28:49 | カフカ覚書
「では、新しい経験によって否定することもできるわけですな。それはとにかく、おなじく経験と言ってもあなたの場合とフリーダの場合とでは、またべつの相違もありますよ。

 場合/fall・・・滅亡、死。

☆では新しい見聞は否定することも出来るわけですね。しかしながら、あなたの死と平和な死では先祖にべつの相違もあります。