続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

目指すのは・・・。

2013-03-30 06:44:40 | 日常
 子育ても終わり老齢期に入るような年頃になると、目指すのは自分の始末のつけ方である。

《最良の生き方》つまりそれは健康維持であって、メディアにも耳を傾け、病気という残念な道を避けるための努力を心掛けている。
 植物を見ていても、病害虫に細心の注意を払えば立派に花が咲き、ゆっくり朽ち果てていく。いずれそのXデイは来るとしても日常の不注意は出来うる限り避けたい。

 サプリメントの服用、民間療法、運動各種の励行・・・。

 試行錯誤、聞き耳を立ててまで探る健康維持の良策。


 それらを脆くも崩すものはトラブル、争いかもしれない。辛く苦しい憎悪は病魔を迎える門戸であれば、速やかにそれら問題を解決解消すること。
 年を取ったら、戦闘的に立ち向かうことは忘れたいけれど、病気に対しての戦闘的な心理は有利に働き治癒することも珍しくないと聞く。気を清浄に保つことが肝要かもしれない。

《妥協・謙虚》が《固執・信念》を越えることもある。正義の刃が自身を斬ることもママ無いとは言えない。


 目指すものはXデイ(死)に向かい、如何に美しく在るかという一点にある。判断を迫られる中、求めるべきは健康維持につながる良薬であり、更なる良心かもしれない。

『セロ弾きのゴーシュ』43。

2013-03-30 06:32:26 | 宮沢賢治
ゴーシュは笑って、
「音楽だと。おまえの歌は、かっこう、かっこうというだけじゃあないか」
するとかっこうがたいへんまじめに、「ええ、それなんです。けれどもむずかしいですからねえ」と言いました。
「むずかしいもんか。おまえたちのはたくさん啼くのがひどいだけで、なきようはなんでもないじゃないか」
「ところがそれがひどいんです。たとえば、かっこう とこうなくのと、かっこう とこうなくのとでは聞いていてもよほどちがうでしょう」
「ちがわないね」

☆衝(重要な所)は、隠れている。絡(すじみち)は、化(形、性質を変えて別のものになる)で、現れる他意(ほかの考え)の文である。

『城』1227。

2013-03-30 06:07:34 | カフカ覚書
「おやおや。あなたという人は、ここではなんでもかでも見そこなっておしまいになるのですね。それはとにかく、村長があなたにとってくれた処置なんか、まるで意味がないんですよ。機会があれば、わたしから村長夫人に話をしてみてあげましょう。

 村長/Vorsteher→Vorstufe/第一段階、入門。
 夫人/Frau→Frie/自由。
 ~ない/keine→Kain、kahn(カイン、小舟)

☆いずれにせよ、第一段階(入門)は、カイン(Abelを殺し罪の標を負ったカイン、あるいは小舟)の意味の指示、自由は司法上の話になります。