続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

気が進まないけど・・・③

2013-03-13 06:40:55 | 日常
 シロアリ駆除剤散布の実施は九時半から午後一時までかかり、その間こちらは炬燵に座って轟音鳴り響く中TVを点けるわけにもいかず、ただぼぉっと・・・。

 柱一本々に薬剤を注入し開けた穴を塞いでいくという手間のかかる仕事。お風呂場やトイレなどコンクリートで塞いである箇所も穴を開け、薬剤散布(注入)その後塞いだという。
 終了後、「また一年経ったら点検に来ます」というので、「それは結構です。三十年虫も出なかったのに、駆除剤を散布したら出るのでは反っておかしいでしょう」と、わたし。
「でも、サービスですから」
「一年後も五年後も、これ以上の点検は結構です」と念を入れてお断りした。結局、勧誘の人、実施の人、本部の電話受け口の人と三回も今後の訪問点検は不要であると重ねて言わなければならなかった。

 床下を覗いてみたけど乾燥した土色、コンクリートの台に柱も鎮座している。
「状態は良好でした」との結果報告も重ねて二度聞いている。

 
「薬剤は人体に影響の無いように昔より若干弱くなっているので、五年しか保障できないのです」という。そういえば以前お願いしたときのような異臭は皆無。ともあれ、終了してほっと安堵、ただ家の中がホコリっぽい。机の上を指でなぞると線がくっきり。(業者は床も壁もビニールで被っていたけれど)


 近年新しく建てる家のプロセスを見ていると土台は全てコンクリートで固められている。虫は土中で動くと聞いたけど、そのためかもしれない。

『セロ弾きのゴーシュ』26。

2013-03-13 06:32:25 | 宮沢賢治
「では弾くよ」ゴーシュはなんと思ったか扉にかぎをかって窓もみんなしめてしまい、それからセロをとりだしてあかしを消しました。すると外から二十日過ぎの月のひかりが室のなかへ半分ほどはいってきました。

☆談(はなし)の詞(ことば)の秘(秘密)は、双(ふたつ)あることである。
 章(文章)の我意は字の自由な化(形、性質を変えて別のものになる)にある。
 仮に合わせて執(行う)煩(ごたごたしてわずらわしい)文である。

『城』1211。

2013-03-13 06:21:35 | カフカ覚書
ところで、わたしに言わせれば、これは、まず第一にありうべからざることのようにおもわれます。第二に、これは、証明不可能なことで、クラムの愛顧を受けた小娘の頭が考えだした伝説かなにかにきまっています。

 第一/errst→arrst/禁錮。
 第二/zweirens→zwang/強制。
 小娘/madchen→macht/力(権力)
 sehr→Seher/予言者。

☆だから禁錮は予言者による虚偽だと思われます。無理やり押し込められたことは証明不可能なことで、クラム(氏族)の直接の慈悲をうけた権力による意図が考えだした伝説化なにかにきまっています。