続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

処分への道のり。

2013-03-20 06:50:59 | 日常
 革工芸の道具などはまだしも油絵の道具をどうしようか迷っている。
 絵を描く道具はほかに多種多様・・・何も油絵の具に頼る必要は無い。ここで思い切って処分してしまえばすっきりすることは間違いない。(どうしよう)十代の頃に使用した道具類を捨てずに取っておいたのが間違いの元と、割り切ってしまえばそれで解決する。(どうしよう)白いキャンバスが数枚そのままになっている・・・せめてこれを描いてからでも・・・。
 滑稽なのは、絵も描かないのに、額縁ばかり用意して購入していること。この重い箱は・・・開けると額縁、幾つもあるわけではないけれど、狭い部屋の中では場所をとる。だから・・・でも・・・。

 この紙の束は・・・ああ、漫画を描こうとして枠線まで引いてある。(先ずあり得ない予定だけれど、邪魔になるほどの分量ではないし、捨てるのも簡単。だから(?)

 パッチワークをしようとして色別に分けた布類の山・・・木綿と絹以外は処分・・・。

 いつか縫おうとしている生地類・・・最近ですら併せて十メートルほども購入している生地の山。


 何時こんなに買ったのというくらいある雑誌の山・・・持てる程度に紐で括って今週末の資源回収に。


 まったく歳月の営みというものは脅威でさえある。一枚の洋服を縫うのにかかる時間はそれなりにあるのに・・・それも山。
 母親が無理をして買ってくれた着物も・・・(捨てがたい)


 唸りながら、頭を捻りながら・・・片付けに追われている。《片付け屋さんに依頼する気持ち解る!》

「こんなにしたのは誰?」
「はい、わたしでございます」

『セロ弾きのゴーシュ』33。

2013-03-20 06:36:40 | 宮沢賢治
猫はくるしがってはねまわったり壁にからだをくっつけたりしましたが壁についたあとはしばらく碧くひかるのでした。しまいは猫はまるで風車のようにぐるぐるぐるぐるゴーシュをまわりました。ゴーシュもすこしぐるぐるしてきましたので、
「さあこれで許してやるぞ」と言いながらようようやめました。

☆平(平等)は璧(立派なもの)を闢(ひらく)。
 照(あまねく光があたる)は平(平等)である。
 普く、赦/罪や過ちをゆるし、去(取り去る)願いである。

『城』1218。

2013-03-20 06:23:13 | カフカ覚書
まず第一に、彼の声を聞きたい。それから、彼がわたしたちの結婚にたいしてどういう態度に出るかを、彼の口から訊きだしたい。そのうえさらに彼に頼まなくてはならないことがあるかどうかは、ふたりの話のなりゆきしだいです。

 先ず第一に/Zunachst→Nachen/小舟。
 結婚/Heirat→Heiland/救世主。
 
☆まず小舟を近くで見たいと思います。それから彼のくちから彼の要求を聞きたい。それからわたしたちの救世主としてどういう態度に出るかを訊きだしたい。ひょっとしたら、まだ彼に頼まなくてはならないというようなことがあるかどうかは話し合いの結果しだいです。