続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

虫の冬越し。

2015-01-15 06:37:30 | 日常
 何という虫だろうか・・・わが家の植木鉢の中にずっと留まっている。
 ずうっと・・・秋の頃からほとんど移動しない。天気のいい暖かな日中などは壁に張りついていることもある。けれど、ほとんど移動しない、ここを冬越しの場所と決めているらしい。

 昆虫は興味がないというか、ちょっとキミが悪くて触れない。それでも時々蝶や何かの幼虫(美しいものもある)を見つけては写真に撮ったりするけれど、しばらく見て、削除してしまう。
 
 けれど、この虫・・・ずうっと、小さな植木鉢の中に潜んでいる。10,11,12,1月、一体何を食べて生き続けているのだろう。小さな身体で、じっと動かない。この様子を見ているうち何だか愛おしくなってきた。

 水を掛ける時にも、虫さんにかからないように配慮している。

『城』1851。

2015-01-15 06:05:39 | カフカ覚書
どうもお父さんが引きとめているとしか言いようがないね。というのは、お母さんは、子供たちのことやお父さんのことがあって転地できないわけだろう。しかし、子供たちは、いっしょに連れていけばいいんだし、そんなに長期間にわたって家を留守にする必要もなければ、そんなに遠くまで出かけることもあるまい。早い話が、あの城山のうえだって、空気がまるでちがうからね。


☆お父さんが引き止めているとしかいいようがないね。お母さんはただ子孫のことがあって行かれないのだろう。でも子孫たちは一緒に行けばいいんだし、長いこと行き続けるわけではなく予言者ははるか遠いというわけではない。あの安全な終末だって、まったく死の空虚に過ぎないからね。