続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

自己否定のために?

2015-03-15 06:47:14 | 今日の一枚。
(ああ、やっぱり自分はダメなんだ)
 そのことを、あえて自覚するために描いているのではないか。(そう思う)

 水彩画サークルにただ漠然と通っている。メンバーは三人(時に四人)だから、辞めるとも言い出しにくい。言い出しにくいから続いているともいえる。
 何か自分に見出す発見、あるいはセンスがあるのではないかという淡い期待も、虚しく打ち砕かれている。というより端から無いのかもしれない。

(それでも描く)って、馬鹿みたい。バカなのね。(きっと)

 それでも、絵を描こうとするって・・・他人から見たら滑稽に映っているかもしれない。家の周りをペンキで補修するとき、わたしは絵筆よりも素人ペンキの刷毛が似合っているなと思う。

(そんな・・・)(そうね、こうして描かせてもらっている日常に感謝しなくては!)

 もごもご言いながら、描いている。

 

『冬のスケッチ』53。

2015-03-15 06:34:52 | 宮沢賢治
  実をむすび日をさへぎれる桐のえだあり。
       *
  すこし置きたるかたしもを
  吹きあげたるきたのかぜ
  日輪 はやくもしろびかり
  吟の後光を  降らしたり 
       *
  水のしろびかり見れば
  こゝろきよめらる

  
  日のしろびかり消ゆれば
  うづまきてながるゝなみ


☆実(まこと)の可(よいこと)は等(平等)である。

 知(心に感じること)を推しはかる。
 化(形、性質を変えて別のものになる)の倫(すじみち)を吟(口にする)。
 語(ことば)で考える講(はなし)を遂げる。
 兼ねる秘(人に見せないように隠す)は、照(普く光があたる=平等)にある。

『城』1907。

2015-03-15 06:23:20 | カフカ覚書
だから、フリーダに多少なりとも生活上の安心をあたえてくれるこの地位を、なんとしてでも失わないようにしなくてはならない。この目的のためとあれば、教師のことをこれまであえて忍んできたよりも以上に辛抱するとしても、けっして後悔するようなことがあってはならない。


☆だから、フリーダ(平和)に先祖の保証を与えてくれるこの立場を保持せねばならない。この期待のためであれば、空虚(幻影)のことを忍んできたよりも更に耐えねばならないとしても後悔するようなことがあってはならない。