続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

年配者の覚悟。

2015-05-16 07:04:13 | 日常
 次第に劣化していく身体・・・声は嗄れ、足は萎え、肩こりもひどい。夜中に目が覚めたら、金縛りにあったように起き上がれない。ようよう階下におりトイレ、そして歯磨きをしようとして脱力感に襲われ手が動かない。口を漱いで倒れこむように横になった。
 全身ひどい汗。しばらく横になっていたけど冷え込んできて(このままでは風邪をひく)と、人間とは思えないような恰好、四つん這いになって二階の寝室へ向かい、布団の中に納まったわたし。(死ぬ時はこんな風なのだろうか)

 歩こう会や野外イベントへの参加は控えなくては迷惑がかかること必至。寂しいけれど、いままで参加できたことに感謝すべきかもしれない。こうして体力は次第に下降線を辿るのだという覚悟は、自分で判断すべきで他人にお伺いを立てて他人を困惑させてはならない。


 真夜中の布団の中で考える。こういう不調は波のように押し寄せてくるに違いない。今日は風邪だけれど、明日は治るという楽観は保障されない。
≪できる限りは自分で≫
 
 息子たちや他人に迷惑をかけないことを第一に考え、自分の行動パターンを修正していく。


 杖を突きながら懸命に歩いて水泳・詩吟・コーラス・油絵と多趣味の知人、道で出会ったので
「今日はどちらへ?」と聞くと
「今日は病院でございます」と笑った。鼻の下に絆創膏を貼っているのを見て
「それは?」
「はい、皮膚科でほくろを取ってもらいました。若いころから気になっていたので」という。御年85才の英断、おしゃれはいくつになっても大切。

 お互い、がんばりましょう。年配者の覚悟というか、意地を見せましょう。

『冬のスケッチ』111。

2015-05-16 06:34:13 | 宮沢賢治
        ※
  かれ草と雪の偏光
  越え行くときは
  ねばつちいけにからす居て
  からだ折りまげ水のめり。


☆双(ふたつ)の説(はなし)は遍(あまねく)考(思いはかり)閲(調べて確かめる)講(はなし)である。
 拠(よりどころ)を接(つないで)推しはかること。

『城』1965。

2015-05-16 06:18:51 | カフカ覚書
こうなると、いったい、ここで利用されていただけのあの人の好い少年と酒場にいたころのわたしとのあいだに、どれだけの大きな相違があったでしょうか。


☆こうなると、幸福な未来(新しさ)と酒場(死の入り口)で必要とされていた先祖に大きな相違はあったでしょうか。