続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

環水平アークを見ました!

2015-05-23 09:21:07 | 日常
 横浜へ行くため電車に乗り窓外を眺めていたら、な、なんと虹が!

 でも水平の虹なんて(おかしいでしょ!)でも雲間から見えるのは確かに虹。ボックス席の前の人にその驚きを伝えたくて見たけど軽く目をつむっている。

≪虹≫叫びたいほどの歓喜。
 でも、虹って[太陽を背にしてみる]これ常識でしょう。(建物の影は進行方向のこっちにある)ということは、遠ざかる向こうは南。(じゃあ、太陽はどこにあるの?)真上だから、見えない。薄曇り・・・しがみつくように目を凝らして虹を見た。

 たしかに虹だと思うけど、結局その後待ち合わせた友人たちにも言えなかった。
「虹を見たのよ、環(円形)じゃなくて真っ直ぐに伸びた虹をね。それも太陽の方向に」
 失笑は免れない。

 わたしの錯覚だわ。(忘れましょうこのことは、無かったことに)


と、今朝の新聞を見て≪ほら、やっぱり!!≫と奇声を上げてしまった。

 22日、東京上空で、太陽の光が輪のように反射する「日暈(ひがさ)」と呼ばれる現象が観測された。気象庁によると、太陽が上空の氷の粒にあたって屈折することで起きる現象。春や秋を中心に、薄曇りで風の弱い日に起こりやすいという。
 この日は、太陽の下側に虹のような光が水平に伸びる「環水平アーク」も見られた。(日経新聞5/23朝刊)

 ああ、やっぱり、わたしの眼は確かだったんだと思ったらすっきり!

付記:ちぎったような雲の乱舞もありました。考えると、太陽の周りだったのかもしれません。とにかく異様な感じで見ているとわくわく感満載のショートストリー、ラッキーでした。

『楽しいスケッチ』さんに会いました。

2015-05-23 07:22:18 | 日常
 ブログ上の人にお目にかかるなんてことは、想定外。でもお会いすることも可能なんですね。

「楽しいスケッチ」さんの個展、ブログで拝見するよりもさらに凄い。実際の作品を拝見すると、ラフ。それが少し離れて見るとピタッとその空気感まで醸し出してしまう。(尋常ではない)そこでおこがましくも質問を試みると、「工業デザインの仕事をしていました」(なるほど・・・って、工業デザインの仕事を知らないわたし、でもそういう高度な仕事に携わっていらしたからこその作品)

 一緒に行った二人も見入ることしきり。(う~ん、なんでこんなにすごいんだ!)
 とにかく休まずに更新・・・深夜0時を回ったら更新なさるとのこと。凄すぎて、こちらはぺしゃんこ。
「楽しいスケッチ」さん、もの静かで素敵な方でした。


 「ブラフ18番館」を後にして「外交官の家」でランチ。「ベーリック・ホール」「エリスマン邸」「山手234番館」「山手11番館」「イギリス館」バラ園を散策して、「赤い靴号」のバスで桜木町駅まで。
 五月の風に吹かれながらの散策、楽しい一日になりました。

「楽しいスケッチ」さん、ありがとうございました。

『冬のスケッチ』117。

2015-05-23 07:15:56 | 宮沢賢治
四二   まどのガラスに塵おきて
     はるかなるはやしのおくの
     たけたかき二本のすぎは
     つめたききりと
     はるとのなかに立ちまどふ。


☆仁(博愛や同情の心)を致(まねく)。
 字で翻(つくりかえる・形を変えてうつす)律(きまり)である。

『城』1971。

2015-05-23 06:31:51 | カフカ覚書
しかし、そんな破廉恥なことじゃなくつまりだね、狡猾な猛獣がきみをむりやりに拉し去ったのではなく、ぼくがきみに惹かれたように、きみもぼくに惹かれ、こうしてたがに相手を見つけて、ふたりともわれをわすれたのだとしたら、ねえ、フリーダ、その場合には、いったい、どういうことになるのかね。


☆しかし、はなはだしい不幸でなく、先祖の狡猾な人間が無理にきみと不和にさせたのではないか。ぼくを迎え入れたようにきみもぼくの方へやって来て、たがいに相手を見て、双方が我を忘れたとしたらその場合はいったいどういうことになるのかね。