続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『冬のスケッチ』118。

2015-05-24 06:48:42 | 宮沢賢治
  
       ※
  あかきひのきのかなたより
  エステルのくもわきたてば
  はるのむしらをどりいで
  かれくさばたのみぎかどを
  気がるにまがるインバネス。

       ※
  光波のふるひの誤差により
  きりもいまごろかゝるなり
  げに白日の網膜の
  つかれゆゑひらめける羽虫よ。
       ※ 光酸


☆記す講(はなし)は、派(元から分かれて出る)、語(ことば)を査(しらべて)吐く(言う)。
 実(中身)は、亡(なくなった)幕(場面)の幽(死者の世界)であり、宙(空間)が交(いりまじり)、散(自由気まま)である。

『城』1972。

2015-05-24 06:34:40 | カフカ覚書
その場合には、ぼくは、なんとしてでも自分のこともきみのことも弁護するよ。きみとぼくのあいだには、なんの区別もなくそこに差別を設けるのは、敵意をもった女だけなんだからね。このことは、どういう問題にもあてはまる。ハンスのことにかんしても、そうだ。


☆その時には、いかなる方法をもってしても、きみの核心へと持っていくよ。この場合少しも差別はなく、ただ先祖の敵(反対者)がいるだけなんだから。きっとうまく行く、ハンス(一族)に関してもそうだ。