続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)石門に。

2021-04-04 06:59:40 | 飯島晴子

   石門に幼児の眸榠樝冷ゆ

 石門はセキ・モンと読んで、昔、門。
 幼児の眸はヨウ・ジ・ボウと読んで、幼、路、忘。
 榠樝冷ゆはメイ・サ・レイと読んで、迷、嗟、戻。
☆昔の門、幼くて路を忘れ、迷って嗟(嘆き)戻ったことがある。

 石門はセキ・モンと読んで、責、悶。
 幼児の眸はヨウ・ジ・ボウはと読んで、要、字、謀。
 猽樝冷ゆはメイ・サ・レイと読んで、冥、査、領。
☆責(なすべき仕事)に悶(もだえ苦しむ)。
 要(かなめ)は字の謀(はかりごと)であり、冥(見えない力)を査(明らかにして)領(自分のものにすること)である。

 石門はセキ・モンと読んで、戚、悶。
 幼児の眸はヨウ・ジ・ボウと読んで、用、恃、暴。
 榠樝冷ゆはメイ・サ・レイと読んで、命、再、隷。
☆戚(身内)の悶(もめごと)は、用(ものいり)を恃(頼むこと)である。
 暴(不当な)命(言いつけ)を再(繰り返すこと)に隷(付き従っている)。 


『飯島晴子』(私的解釈)逆上の。

2021-04-04 06:32:09 | 飯島晴子

   逆上の人枯葱をかゞやかす

 逆上の人はゲキ・ショウ・ジンと読んで、激、賞、尽。
 枯葱をかゞやかす(枯葱輝)はコ・ソウ・キと読んで、個、総、輝。
☆激賞(絶賛)、尽(ことごとく、すべて)個(一つ一つ)総て輝いている!

 逆上の人はゲキ・ショウ・ニンと読んで、逆、象、忍。
 枯葱をかゞやかす(枯葱輝)はコ・ソウ・キと読んで、孤、想、記。
☆逆らう象(すがた)に忍(がまんする)。
 孤(一人きり)の想いの記である。

 逆上の人はギャク・ショウと読んで、虐、償、認。
 枯葱をかゞやかす(枯葱輝)はコ・ソウ・キと読んで、姑、相、忌。
☆虐(むごい仕打ちをしたこと)を償い認める姑の相(ありさま・姿)、忌(嫌い)である。


『飯島晴子』(私的解釈)枯葱に。

2021-04-04 06:14:04 | 飯島晴子

   枯葱に未明の親はうたれをり

 枯葱はコ・ソウと読んで、子、双。
 未明はビ・メイと読んで、美、名。
☆子の双(二人)の美名(よい評判)を聞き、親は感動している。
 ソウは双、あるいは総。

 枯葱はコ・ソウと読んで、顧、総。
 未明はミ・メイと読んで、三、命。
 親は打たれてをり(親打居)はシン・ダ・キョと読んで、審、兌、挙。
☆顧(省みると)総てに三つの命(めぐり合わせ)がある。
 審(正しいかどうかを明らかにして)兌(取り替える)挙(企て)がある。

 枯葱はコ・ソウと読んで、姑、壮。
 未明はミ・メイと読んで、美、明。
 親は打たれてをり(親打居)はシン・チョウ・キョと読んで、真、超、拠。
☆姑は壮(若く元気で体力があり)美しく明るい。
 真に超((飛び抜けて優れており)拠(頼りになる)。