続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)いまや曠野。

2021-04-11 07:35:59 | 飯島晴子

   いまや曠野鳥身に菫詰れる

 いまや曠野(今曠野)はキン・コウ・ヤと読んで、金、光、也。
 鳥身にはチョウ・シンと読んで、超、神。
 菫詰れるはキン・キツと読んで、欽、喫。
☆金(尊い)光也。
 神(信仰の対象となる不思議な力を持つもの)を欽(敬い慎み)喫(身に受けている)。

 いまや曠野(今曠野)はコン・コウ・ヤはと読んで、渾、交、夜。
 鳥身はチョウ・シンと読んで、朝、新。
 菫詰れるはキン・キツと読んで、錦、吃。
☆渾(いろいろなものが解け合って)交(入り混じる)朝は、新しく錦(にしきのように美しく)吃(感じる)。

 いまや曠野(今曠野)はキン・コウ・ヤと読んで、襟、考、也。
 鳥身はチョウ・シンと読んで、帳、信。
 菫詰れりはキン・キツと読んで、緊、詰。
☆襟(心の中)の考え、帳(ノート)に信(本当に)緊(さしせまること)を詰めこんでいる。

 いまや曠野(今曠よう野)はキン・コウ・ヤと読んで、禁、考、爺。
 鳥身はチョウ・シンと読んで、懲、審。
 菫詰れりはキン・キツと読んで、勤、吃。
☆禁(おきて)を考える爺(老年の男性)は懲(過ちを繰り返さないように懲らしめる)。
 審(正しいかどうかを明らかにするように)勤めることを吃(身に受けている)。


『飯島晴子』(私的解釈)朝墓に。

2021-04-11 06:45:06 | 飯島晴子

   朝墓に火色を欲りて栗を樁く

 朝墓はチョウ・ボと読んで、朝、暮。
 火色を欲りてはカ・ショク・ヨクと読んで、過、食、抑。
 栗を樁くはリツ・トウと読んで、律、套。
☆朝暮(朝夕)過食を抑えることを律(決めていること)を套(隠している)。

 朝墓はチョウ・ボと読んで、帳、簿。
 火色を欲りてはカ・シキ・ヨクと読んで、加、私記、欲。
 栗を樁くはリツ・トウと読んで、律、套。
☆帳簿(ノート)には加えた私記がある。欲(望む)律(決まり)は套(覆っている)。

 朝墓はチョウ・ボと読んで、弔、墓。
 火色を欲りてはカ・ショクと読んで、果、嘱。
 栗を樁くはリツ・トウと読んで、立、塔。
☆弔(とむらう)墓、果(はたして)嘱(頼んだ通り)立つ塔である。

 朝墓はチョウ・ボと読んで、長、母。
 火色を欲りてはカ・シキ・ヨクと読んで、訛、識、翼。
 栗を樁くはリツ・トウと読んで、率、蕩。
☆長(年を取った)母は訛(間違える)。
 識(見分ける能力)を翼(助ける)率(可能性)は蕩(すっかり無くなっている)。