続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『ポラーノの広場』203。

2014-01-08 06:05:23 | 宮沢賢治
するとテーモも夏フロックもそのほか四五人急いであとを追ひかけて行っていまひました。行ってしまふとにはかにみんな元気よくなりました。

 夏はカと読んで、化。
 四五人はシ・ゴ・トと読んで、詞、語、図。
 急いではキュウと読んで、究。
 追ひかけてはツイと読んで、終。
 行ってはコウと読んで、考。
 行ってはコウと読んで、講。
 元気はガン・キと読んで、含、記。

☆化(形、性質を変えて別のものになる)詞(ことば)、語(ことば)の図りごとを究める。
 終(死)考えの講(話)が含まれている記である。

『城』1498。

2014-01-08 05:42:17 | カフカ覚書
「ねえ、お内儀さん」と、Kは言った。「そんなものは、クラムのところへいく唯一の道でもなければ、ほかの道より大事な道というわけでもありません。ところで、秘書さん、わたしがここで言うことをクラムのところまで届けるかどうかをお決めになるのは、あなたですか」

 ~さん/Frau→flau/弱い、無力な。
 決める/entscheiden→Ende scheiden/死、区別する。

☆「ああ、無力の言葉よ」と、Kは言った。そんなものはクラム(氏族)のところへいく多くの先祖の方法が、ほかの方法より価値があるというわけではありません。ところで、秘密の大群(大勢の死んだ人たち)のことを、わたしはここで言いました。クラム(氏族)のところまで押し進むかどうかが死を分けるのです。

新聞紙で作る花。

2014-01-07 07:10:01 | 日常
 新聞紙で作る花の講座に参加したのがきっかけで、月イチ集まってのおしゃべりは三年も続いている。

 でも、いまだに新聞を見ては、(この色いいかも)なんて、それを作り続けているメンバーはいないかもしれない。(話題にも上らない)
 しかし、このおばさん(わたし)は、あれからまだまだ頻繁に作っては眺めたり(捨てたり)して遊んでいる。昨日も・・・。

風邪の徴候。

2014-01-07 06:44:36 | 日常
 鼻水が止まらない、噛んでも噛んでも・・・仕方ないので仰向けになっていたらそのまま眠ってしまったらしい。
 目を開けると、窓の外が明るい《ああ、もう朝だったのか、寝坊してしまった》と、愕然。

 ん?

 時計の針は三時・・・どうやら昼間の様子。下を向いていると鼻水が出るので、仰向けになったら眠ってしまったのだと気付いた。(それにしても寒い)この感じは風邪の予感(悪寒)

 風邪をひくと長い、体力がないから何時までも長引く。一月に引いた風邪が七月まで治らなかったことがある。(このくらい)と高をくくっているうちに拗らせてしまったらしい。長いこと咳が止まらず、無為な日々を重ねてしまった苦い記憶がある。

 その轍を踏むまいと、風邪薬三錠を即呑むと温かい飲み物を摂り、一枚余分に羽織り、コタツに円くなっていたけど、意識は次第に朦朧状態。

 早めの就寝。
 これで治ると信じていたのに、今朝の寒さで完治とはいかず、何となくだるい。

《病は気から》気合いで風邪を吹き飛ばす!なんてことができればいいけど、ここは大人しくよい子にしていたほうが無難か。

『ポラーノの広場』202。

2014-01-07 06:32:37 | 宮沢賢治
「えゝと、我輩はこれで失敬する。みんな充分やってくれ給へ。」と勢よく云ひながらすばやく野原のなかへ走りました。

 我輩はガ・ハイと読んで、画、配。
 失敬はシツ・ケイと読んで、悉、継。
 給へはキュウと読んで、究。
 勢よくはセイと読んで、逝。
 云ひながらはウンと読んで、運。
 野原はヤ・ゲンと読んで、夜、現。
 走りましたはソウと読んで、想。 

☆画き配(並べる)悉(すべて)継(つなげる)自由な文である。
 究(つきつめる)逝(人が死ぬ)の運(めぐりあわせ)である。
 夜に現われる想いである。

『城』1497。

2014-01-07 06:16:10 | カフカ覚書
それでも、とにかくこの道は、あなたにとってすくなくともクラムの方向にすすむたったひとつの道なんですよ。だのに、あなたは、この道を見すてようとなさるのですかーそれも、強情の虫という以外になんの理由もなしにね」

 たったひとつの/einzigen→Ahn zig/先祖、多くの。
 なしにね/keinem→kahn(Kain)/小舟。
 なんの/annderen→Ennde/死。

☆それでもこの方法はあなたにとって少なくともクラム(氏族)を正すための、多くの先祖への道です。この多くの先祖への道をあなたは見すてようとなさるのですか。
 死における小舟(あるいは兄弟殺し)という動機にもかかわらず。

微弱な悩み。

2014-01-06 06:03:41 | 日常
 いよいよ寒い。猛暑でもエアコンを点けずに通したわたしも、この寒さ・・・暖房なしでは過ごせない。

 子供のころ、練炭火鉢や練炭コタツだけで過ごした冬を思えば、贅沢なような気もしなくはない。(これくらいの寒さに負けてはならない)と気合いを入れても、瞬時の迷いでしかなくコタツやストーヴの世話になっている。
 しかも、出掛けなくてはならない用事もない老いの身、終日コタツに入って、ちょこっと家事を済ませる毎日。身体は鈍り、意欲は軽減、食欲だけが・・・。


 あらゆる感覚が衰退している。判断もどっちつかずで、冬眠状態。
「今年の目標」などと掲げただけで、結論もでていない。
 絵を描くなんてことを捨てようか・・・若い頃使った油絵の道具を捨てかねていたせいで、油絵を描いたりしたけどすべて破棄レベル・・・絵の具を買い足して再びなんて考えは単に惰性でしかないかもしれない。

 今年はもっと違う分野の本などを読んで、自身の刷新を図ったほうがいいかもしれない。

 自分の身の置き所、自分の目標の視点が定まらない。


 若者の苦悩が取り立たされている、けれど高齢者も苦悩している。残り少ない日数をどう過ごすべきかで悩んでいる。

『ポラーノの広場』201。

2014-01-06 06:03:41 | 宮沢賢治
 ところがその水をミーロがもってきました。そして如露でシャーとかけましたのでデステゥパーゴは膝から胸からずぶぬれになって立ちあがりました。そして工合のわるいのをごまかすやうに、


☆推しはかる序(いとぐち)の労(骨折り)は悉(すべて)教(教え導く)律(きまり)の考えが強い。

『城』1496。

2014-01-06 06:03:41 | カフカ覚書
と言ってもわたしは、大部ろ識をひろげたくはありません。ことによったら、この道は、クラムのところまで行きつかず、彼の手まえで尽きてしまうかもしれません。それを決定するのは、秘書であるモームスさんの判断ひとつです。


☆といっても、わたしは案内できません。たぶんこの方法ではクラム(氏族)のところへは行きつかず、彼のずっと手前には砦があるかもしれないからです。それを越えて決定するのは、秘密の大群(大勢の死んだ人たち)の判断一つです。

今年の目標?

2014-01-05 07:24:26 | 日常
 今年の目標・・・一にも二にも「健康」、三、四もなくて・・・。(これでは話にならない)

 時間はどんどん、驚くほど早く過ぎてしまう。だからといって悲観的になることもない、《のんびり行こう》と思う。
 カフカは言っている「人生の失敗は、焦りと投げやりからくる」と。

 今さら何に向かって焦ればいいのか・・・笑止。

 足腰おぼつかない年寄り、転べば骨折を免れないお年頃。運動嫌いの大食漢(よる年波で食欲は減退の翳りを見せてはいるけれど、まだまだ・・・)


 昨夜のTV、美容への高い関心、どころか高いお金を出して施術を受けている人たち。需要があるから供給があり、そういう施設も存在するわけだけど・・・年をとったら普通におばあちゃんらしくなるなんて時代ではないらしい。
《必勝》の二文字は受験生に限らず、生涯の目標として《美への追求》はあり、ひな壇に並んだ彼女たちは戦士ともお見受けした。
 途中で「美術館・博物館」の番組に換えたけど、金沢二十一世紀美術館(?)すごいわぁ、圧巻。面白いし楽しいし、驚きがいっぱい。不思議の国に迷いこんで遊ぶ気分・・・そういえば、もう数十年も美術雑誌を読んでいない。四十年は優にある空白・・・(あと四十年経ったら確実にこの世の人ではないわたし)


 自分を奮い立たせるもの・・・いつも待っている。受け身ではなく自らが捜し求めるという姿勢でいたい。

(さあ、さあ・・・)掛け声だけで終わりたくないな!