続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『ポラーノの広場』200。

2014-01-05 07:09:14 | 宮沢賢治
 わたくしはわらひました。
「よくいろいろの薬の名前をご存知ですな。だれか水を持ってきてください。」

 薬はヤクと読んで、訳。
 名前はミョウ・ゼンと読んで、妙、全。
 ご存知はソン・チと読んで、損、智。
 水はスイと読んで、推。
 持ってはジと読んで、辞。

☆訳(ある言語を他の言語で言い換える)の妙(不思議)。
 全て損(壊し)智(物事を考える力)で、推しはかる辞(ことば)である。

『城』1495。

2014-01-05 06:55:13 | カフカ覚書
で、その気持がおありなら、はっきりとご注意しておきますが、あなたにとってクラムのところに通じているただひとつの道は、ここでモームスさんの調書にお答えになる道しかないのです。

 気持/Fall・・・不幸、(fallen)/死。
 ~さん/herrn→Heer/大群。

☆この不幸(死)では、あなたがクラム(氏族)のところに通じるただ一つの方法は、記録としての大群(大勢の死んだ人たち)の秘密に入り込む方法しかないのです。

口内炎。

2014-01-04 07:24:12 | 日常
 口腔内に異変がある、舌で触ると少し痛みを感じる。食べ過ぎたときに起きる現象。

 やめよう、止めようと思っても、つい手が出てしまう。
 来客のために用意したお菓子類、出し損ねた食品・・・もったいないから・・・。

 かくてシグナルが・・・。

 最近は少食になっている、自重し、(これきり)の線を守っているつもりなのに、ああ・・・。一日くらい食事を抜けばきれいさっぱり治癒するものを、それが出来ない。(このくらいなら)と思っている内に油断が出る。長年の習慣、性は一日にして直らない。

 耐え難いもの・・・それは空腹である。何がなくてもいい、お腹さえ満たされているならば・・・そういう次元の人間。三度の食事を忘れてという日が一日もなかった人生履歴。(だもの・・・)

 この口内炎は過食によるものとは限らない、暮れの疲れや正月というストレス(?)が、わたしの中で小さな抵抗になり逆襲しているだけなのだ、と考えることも可能ではないか。(だから・・・)

 うーん、いや、いや・・・反問は続いている。(この程度の人間である)

『ポラーノの広場』199。

2014-01-04 07:13:56 | 宮沢賢治
「おい、おい、やられたよ。誰か沃度ホルムをもってゐないか、過酸化水素はないか。やられた、やられた。」そしてべったり椅子に座ってしまひました。


☆推しはかることを要とし、努める。
 化(形、性質を変えて別のものになる)の太陽で化(教え導く)。
 蘇(よみがえる)意(こころ)、死は座(星の集まり)である。

『城』1494。

2014-01-04 07:02:20 | カフカ覚書
ですが、わたしはこれでいたって正直にものを言う女ですからーだって、自分としては無理をしているんでsyが、あなたとつきあうには、正直に腹蔵なくやるほかありませんからねーそういうわけですから、あなたは、そのお気持さえあれば、わたしの言葉をご自分の都合のいいようにいくらでも利用なさることもできますよ。


☆それにもかかわらず、あなたはわたしを完全に誠実だという理由で、辛くもそう出来ると思っている。わたしは曲解することなくやるしかないのです。
 わたしの言葉を必要として引き寄せることも出来ます、あなたが主張なさるならば。

キヨちゃんの絵 ②

2014-01-03 07:19:25 | 清一朗
 キヨちゃんの描くものは立体的である。誰に教わったのでもなく横から、あるいは後ろから、そして斜め上からの図形を描く。作意もなくただ淡々とすらすら思うままに描く。子供の持つ特有な素直さなのだろうか。
 この絵はお母さんの実家(静岡県菊川)に帰るときに見える富士山も描いたという。

『ポラーノの広場』198。

2014-01-03 06:58:53 | 宮沢賢治
 すると何のことはない、デステゥパーゴはそのみじかいナイフを剣のやうに持って一生けんめいファゼーロの胸をつきながら後退りしましたしファゼーロは短刀をもつやうに柄をにぎってデステゥパーゴの手首をねらひましたので、三度ばかりぐるぐるまはってからデステゥパーゴはいきなりナイフを落して、左の手で右の手くびを押へてしまひました。


☆化(教え導くこと)を兼ねる事が逸(かくれている)。
 照(普く光があたる=平等)の教えの講(はなし)が他意であり、譚(ものがたり)が套(おおう)平(平等)が趣(ねらい)である。
 主(中心となる)太陽に託し、絡(結びつけて)作っている。趣(考え)は幽(死者の世界)の衆(人々)の往(その後)である。

『城』1493。

2014-01-03 06:48:01 | カフカ覚書
ですから、これからわたしの意見を申しあげましても、それはあなたを助けてあげるためなんかじゃなくて、なにしろあなたのような人を相手に交渉するのはなみたいていの仕事じゃありませんからね、秘書さんのご苦労をいくらかでもらくにしてあげるためなんです。

 秘書/Sekretar→sekret/秘密の。
 ご苦労/schwere Aufgabe・・・重い課題(問題)。

☆ですから、もし、わたしの意見を申しあげましても、それはもはやあなたを助けてあげるためなどでなく、秘密の大群(大勢の死んだ人たち)の重要な課題として、相手と討議し、先祖をわずかでも軽く(らくに)してあげるためなんです。

キヨちゃんの絵。

2014-01-02 10:33:03 | 清一朗
 孫は絵が大好き。息子が一昨年のクリスマスに与えた「お絵かき学校」と名づけたおもちゃに夢中。(描いたら即消せるというもの)

 こちらに来る時にもそれを持参してくるけど、やっぱり残したいので、わたしは紙を用意。
「キヨちゃんは、もうおばあちゃんより上手になっちゃた」と上機嫌。

(この年になるまでを懸けて《才能なし》を確認しているおばあちゃんのわたしは、大きく肯いたことでした)

 ちなみにこの絵は「家族みんなの絵で、ハイハイしている弟、キヨちゃん(本人)、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん」そしてドアの向こうには遊びに来ている女の子、窓の外には山、壁はレンガ(模様)で、手前には荷物があるの。虹も描いちゃった」とのこと。

妹の来訪。

2014-01-02 10:00:40 | 日常
 長男が帰宅し、次男一家が帰った直後電話が鳴り、妹がお墓参りに来るという。(例年通りの流れ)

「忙しいのに良く来てくれたね」というと、
「うん、お土産のパンを焼いていたので遅くなってしまった」といい、十個以上の手作りお菓子パンを出してくれた。
「忙しいのに良くやるね」というと、
「うん、パンを焼くのは趣味だから・・・教室に通ったわけではないけれど、近くのパン屋さんにそれとなく聞いて、だんだん上達したのよ。基準は粉一キログラムだから、何時も作り過ぎで大変。せっかく痩せたのに再び・・・」
「あははは・・」
(お互い気をつけないとね、DNAだよ、きっと)

 豊かに暮らしている妹・・・「お金はもういいわ」とさらりと言った。
(大事なものはどこにあるのかしら・・・わたしたち姉妹の時間もそんなに長くはないけれど)
「身体だけは気をつけてね」とわたし。

「京都 大本山妙心寺 ご用達」のおせちを持って来てくれた。なるほど丁寧に作られたものばかり・・・。
「大晦日の天ぷらもね、買いすぎちゃって」と言って、「天然エビ、ずわい蟹などの天ぷら詰め合わせ」のプレミアムパックを。

 明日(2日)は、孫とお買い物らしい。二人ともおばあちゃんになったんだと、実感。

 ・・・わたしの大切な身内、血や骨を分けた分身・・・どうか本年もよい年になりますように!