ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

2006年、中国原油輸入14.5%増、コーン相場最高値更新ー学校で教えてくれない経済学

2007-01-13 13:37:47 | 経済学
1月12日、NY原油(WTI)先物市場は、OPECが1月20日に、これ以上の値下がりを食い止めるために、緊急総会を開くとの情報を材料に、前日19ヶ月ぶりの安値、バレル51.65ドルから買戻しが入り、前日比1.11ドル高、バレル52.99ドルで取引された。

バレル50ドルは心理的な壁であるといわれている。しかし、相場の世界には地獄と極楽が同居している。一度箍がはずれると、上がる時は天井知らずで、バレル90ドルいや100ドルまでいくとはやした。いつまた上がり始めるか予測が全く付かないから実に厄介だ。

下がり始めると47や48ドルまで下がると同じ人間が平気でいう。日本人が相場を嫌う理由もその辺りにありそうだ。OPECは11月1日からに120万バレル/日の減産を決めた。今年2月1日から追加減産50万/日、さらに緊急会議で50万/日上乗せを決めるという。

マーケット関係者の多くは、OPECは減産を守っていないという。タンカーの数が増えている。減産ではなく、むしろ増産しているのではないかとする専門家が多い。OPECは既に信頼感をなくしたと指摘するディーラーの意見をWSJ紙は紹介している。

ところで、原油相場上昇には、中東の政情不安が根底にあった。しかし、原油急騰の火付け役は中国の輸入急増である。中国は2007年も原油輸入は10%伸びると見られている。理由の第一は高値78ドルから52ドルへの大幅値下がりで、好機到来と積極的に戦略備蓄用原油輸入を増やすからだ。第二に2007年のGDP伸び率が9.5%と高水準にあり、中国国内の石油需要は今年も伸び続けると見られている。

1月12日、中国政府は、2006年の原油輸入が前年比14.5%増の1億4,500万トン(バレル換算:290万BL/日)と発表した。2005年の輸入は3.2%増だった。一方、原油輸出は,5% の輸出課徴金と中国国内での原油需要増から前年比21.4%減、630万トンへ減少した。

一方、コーン相場が史上最高値を日々塗り替えている。1月12日、シカゴ商品取引所で値幅制限一杯の20セント上げてブッシェル3.965ドルを記録した。7月末の相場が2.ドル50セントだった。コーン急騰の背景のひとつは旱魃による米国コーンの20%の減産、第二に米政府が米酪農農家に対して積極的に進めているエタノール用需要への急激な転換である。

第三に2006年、中国からのコーン輸出が前年比60%減少したことが挙げられる。これは中国国内でのエタノール生産の増加と中国での肉の消費増加でコーンの国内消費が増えたからだとWSJ紙は紹介している。

中国が輸入を増やし、輸出を減らすことが国際相場を左右する構図が定着してきた。(了)

江嵜企画代表・Ken


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台湾故事(14)

2007-01-13 07:11:52 | 旅行記
台湾 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16)



1960~1970年代の台湾を再現した 「台湾故事」 (台湾物語)というアミューズメントパークがある。

入り口はこんな感じで小さく感じたのですが・・・、




まるでタイムスリップでもしたかのような風景で、日本の昔を旅している錯覚さえ覚えた。




表札を見たら、「日本歯科学会々員」と書かれている。
少々複雑な気持ちになった。




中に入ってみると、当時の歯科医の機材が置かれていた。




台湾のアイデアには、感心させられるところが多いのですが、ここでも「う~ん!」と唸ってしまった。
入場料の中に、この中だけで使える「金券」も含まれていて、食べ物、飲み物、お土産等々といろんなところで使えるようになっている。

使い切らなければ、そのまま捨てることになるので、どこで使おうかと考えてキョロキョロするので、館内で働くスタッフもやりがいがあるに違いない。
さすが商売のうまい台湾人だ。

ここは食堂ですが、メニューもいろいろあり、味もそれなりに美味しかった。
が、「美味しい」と思う物だけしか食べない林ちゃんが、一口しか食べなかったことからすると、「お勧め」とは言い難い。




焼きそばと煮込み物を食べました。
傍に映っているのはビールです。




かなりのスペースがあるので、迷子になってしまうほどです。
そして、ところどころにこんな懐かしい車もあり、




オートバイも昔の状態で置いてある。(昔のことは知りませんが・・・)(笑)




この壁の作り、この看板の掛け方、この看板の内容。




映画館の看板ですが、映画のタイトルも昔を思い出させてくれる。
断っておきますが、この映画は私より先輩の時代のモノです。




写真屋さんがあったので覗いてみた。




“針灸柔道医学講習会”と書かれた写真があった。
これには親しみを覚えましたねぇ。




写真を全て公開したいのですが、70枚ほどあるので、ちょっと無理なようです。
m(._.)m ペコリ

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