ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

阪神淡路大震災法要:北青木西林寺

2007-01-17 16:34:51 | スケッチ
12年前の朝5時46分、阪神淡路大震災が襲った。揺れは22秒
だったというがあのときの恐怖は今も忘れられない。幸い助かったと
いうより神様仏様に命をいただいたと感謝の気持ちで一杯になる。

最近、千島列島近辺で超大型の地震が相次ぎ発生している。
日本列島は地震多発時期に正に入っているということで全く
油断できないと日々心している次第である。

阪神淡路大震災十三回忌法要が浄土真宗・本願寺派、西林寺で
執り行われた。法要は午前5時46分と午後2時の二回に分けられて
いたが、家を5時前に出て阪神御影駅発5時5分に乗りお寺に
5時15分過ぎに着いた。

さすがにこの時間ではどなたもお見えではなかったが
お寺の事務所にまずご挨拶したあと法要までの
時間待ちを利用して恒例となったスケッチをさせていただいた。

西林寺住職3名、お仏壇を正面に見て右に一人左に二人
正信げ和讃を唱和した。

読経のあと住職から命の五則という話を聞いた。

一 非代理性(代ってあげられない)
二 非配分性(貸し借りできない)
三 非体験性(死んだら再度体験できない)
四 非可避性(逃げられない)
五 非予測性(死は予測できない)

天上天下唯我独尊というお釈迦さんの話も聞いた。

あなたがそこにいることが尊い、あなたが一番
尊いんだという教えだと説明された。

住職は昨年九州で殺人事件を犯した小学生の
ことばを紹介された。

①死んだ人をいままで見たことがなかった
②死んだら生き返ると思った
③いつか人を殺してみたかった

全ての子供がこうだとは考えられない。
しかし、命の大切さが今ほどないがしろにされている
時代はないのではないかと住職の話をしんみりと
聞いた。

昨今「ありがとう」と素直にことばに出せるひとが稀になった。
感謝する気持ちが希薄になったような気がしてならない。

これも余りにも平和で恵まれすぎているからのだと
思うが淋しい限りである。

住職の姿を失礼ながら右隅に描きこんで
スケッチを仕上げた次第である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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原油急落、コーン急騰、2007年は波乱の幕開けー学校で教えてくれない経済学

2007-01-17 13:13:44 | 経済学
原油相場が一時バレル50ドル台をつけたあと、1月16日、NY原油先物相場で、前日比1.78ドル安い、51.21ドルで取引された。一方、コーン相場は、ブッシエル6.50セント上げ4.03ドルで取引され、原油相場とコーン相場とが対照的な動きを示した。

この日の原油下落は、サウジアラビア石油相の「マーケットの状況から、これ以上の減産を決めるために緊急会議開催の必要はない」との発言が引き金となったようだ。原油値下がりにつれて灯油はガロン1.4881ドル、ガソリンはガロン1.3930ドルまで値下がりした。

今朝のCNBCテレビでも、原油相場の50ドル割れはあるのかと専門家を呼んで盛んに議論していたが、50を割ると47,48ドルまで歯止めがないという見方と下がれば買いが入るから仮に一時的に50は割っても反発すると意見は二分していた。

OPECは2006年11月から日量120万バレルの減産を実施、2007年2月から追加50万、さらに値下がり阻止のために50万上乗せ減産を決めるために臨時総会を開くとの思惑で相場は53ドルまで持ち直していた。

一方、コーン相場の方は、エタノール需要が加熱しきており、何処までコーン相場が値上がりするか、4ドルを突破したことで専門家でも先行きについて全く予測が付かないようだ。

コーン相場暴騰で、輸入穀物に依存し、手持ち外貨の少ない、インドネシア、エジプト、アルジエリア、ナイジエリア、メキシコではコーンが手に入らないと暴動が起きるのではないかと本気で心配しはじめたようだ。

Earth Policy Institute財団オーナー、LesterBrown氏は、2008年のコーン収穫期までに、エタノール工場は1億3,900万ブッシエルのコーンを必要としていると話したとWSJ紙は紹介している。米農務省が発表した6,000万ブッシェルの供給増では焼け石に水である。

コーン相場は、2005年初めブッシエル2ドルだった。それが2006年2.50ドルになり、夏場過ぎから急騰した。中国が2006年のコーン輸出が前年比60%減ったという情報が急騰に拍車をかけ、値幅制限一杯の相場を続けたあと、今朝のシカゴ市場で、4ドルを突破した。

コーンの需要には食料、飼料、燃料、輸出がある。しかし、コーン農家は「不足」で悩むよりは「過剰」で過去悩まされ続けてきたという。過去の歴史では値段が上がればすぐさま対抗馬が出てきた。コーン農家としても軽々には動けないとWSJ紙は紹介している。

原油は下がる。ともろこしは上がる。輸入大国日本も無関心を装えないはずだろう。(了)

江嵜企画代表・Ken



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