ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ベルギーシリーズ(関空発)

2008-01-06 08:53:58 | スケッチ



ベルギーシリーズ(関空発)

江嵜企画代表・Ken



世界で最初に先物取引システムを作った、
初代、淀屋常安(JOAN YODOYAN)の足跡を
辿る、ベルギー9日間の旅は、関空からはじまった。

常安は、城州(京都府南部)出身の材木商。
淀川の洪水を築堤で救った。水の都、大阪に出て
財を成した。

今回、ベルギーのブラッセル、ゲント、ブルージュ、
アントワープの街中を歩いてみて、江戸時代栄えた
商都大阪とベルギーの共通のキーワードは水だと
実感した。特にブルージュは、水の都そのものだった。

ブラッセル(Bruxeles),ブルージュ(Brugge)の語源となった、
貿易商、ブルズ(Bruze)が、ジェノバから1276年、
移り住んだ家や、証券取引所として使われていた建物が
ブルージュの街の中心、ブルグ広場の近くにあった。

ブルージュ港が、土泥の堆積が進んで、アントワープへ
貿易の中心は移るが、アントワープ証券取引所跡の建物が
そのまま残されていた。

毛織物工業で栄えた商都ゲントでは、街中に威風堂々と
聳え建つ繊維ホールの姿に圧倒された。大阪には綿業会館が
あるが、訪れる人は数少ない。

ブルージュでは、日本人観光客の姿をよく目にした。
ブラッセルでは団体の日本人を見かけた。しかし、世界遺産でも
有名なゲントでは、極論するれば、日本人を見かけなかった。
アントワープでも、それは同じだった。

日本人は、ひとが行くから行く。自分から目的意識を持って
外国の町を訪れる人が少ないからであろう。
是非、もう一度、機会があれば、ベルギーを旅したい。(了)


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ベルギーシリーズ(KLM機内)

2008-01-06 08:51:16 | スケッチ



ベルギーシリーズ(KLM機内)

江嵜企画代表・Ken



KLM868便は、折り返し便の到着遅れで、出発予定の
11時50分が15時15分に変更された。乗るなり飲み物,
あと機内食が用意された。和食か洋食かと聞かれ、
迷わず和食を注文した。

飛行機は、シベリア上空からウラル山脈を目指した。
高度38,000フイート(11,582キロ)をキープした。
外気温はマイナス70から80℃を前後した。
各座席に用意されたモニターで目が覚めたら
見て航路を楽しんだ。

アムステルダム(Amsterdam)のスキポール(Skiphol)空港
には現地時間夜8時過ぎに着いた。久しぶりの12時間以上の
空の旅でさすがに疲れた。空港近くのHotel SkipholをKLMが
手配した。(了)


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ベルギーシリーズ(レストラン)

2008-01-06 08:47:38 | スケッチ



ベルギーシリーズ(レストラン)

江嵜企画代表・Ken



アムステルダムから空路、ブラッセルまで約1時間、
ベースキャンプとしたホテル・ヴァンドーム・マリヴォー
(Hotel Vendome Maribaux)に昼過ぎに着いた。

料金は2名一室で16,100円(朝食付き)である。
朝食はバイキングだったが、メニユーが豊富である。
バーもあり、夜はベルギービールを満喫した。

このホテルは、町の中心の広場、グランパレス(GrandPalacea)にも
徒歩10分前後、ブリュッセル中央駅までタクシーで
10分、徒歩でも30分程度でいけるから、文句は言えない。

街中にはメトロ(地下鉄)、トラム(路面電車)が縦横に
走っているから足の便には苦労しない。トラムはブルージュでも
ゲントでもアントワープでも走っている。

老齢化が進みお年寄りの生活の便を考えて路面電車が
定着したと聞いた。まず乗用車ありきの日本と、この点でも
街づくり含めて、日常生活に対する行政の考え方が
基本的に違う。

グランパレス広場を囲んで、世界遺産に指定されている
ギルドハウス、市庁舎、博物館が建っている。ハンザ同盟
ゆかりのギルドハウスの建物にはドイツ国旗がわが者顔で
掲揚されていた。

ドイツ語がとびかっていた。ドイツ人はグランパレスを
尋ねると故郷帰りした気分になるという話も聞いた。
ドイツ人に限らない。外国人観光客が絶える間がない。

世界遺産の市庁舎の1階のレストランに入って
チョコレーワッフルを楽しみながら店内をスケッチした。

日本人は旅行業者指定の宿をとり訪れる店も決まっているので
あろう。日本人の姿はこの店にはいなかった。(了)


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ベルギーシリーズ(鉄道車内風景)

2008-01-06 08:44:52 | スケッチ



ベルギーシリーズ(鉄道車内風景)

江嵜企画代表・Ken



ブラッセル中央駅から急行列車でゲントに向かった。
満席だったので、立ちながら車中をスケッチした。

ゲントまで小一時間だった。線路が広軌のせいか
揺れはほとんどなく、静かに滑るように列車は進んだ。
窓外の田園風景を楽しんだ。

ほとんど牛だったが、馬、羊もまれに放牧されていた。
民家がレンガ建てである。屋根には暖炉の煙突が
ある。火力発電所の巨大が窯から黙々と煙が出ていた。

ベルギーの大部分の電力はドイツやフランスから
輸入しているそうだ。ドイツは石炭火力であり、フランスは
原子力発電である。風力発電用の風車も見えたが、データの
裏づけはないが、ベルギーではまだ、風力発電は」少ないように
思えた。

ベルギーの気温は、日中は3℃から7℃の日が多かった。
夜はさすがに冷えた。テレビ画面で気温が表示されるが
夜はマイナス3度から5度の日もあったから戸外では
マフラーは欠かせない。

ブラッセルにある紳士用専門店で、デザインが気に入ったので
マフラーを着いて翌日1本買った。75ユーロだった。1ユーロ=170円で
計算して12,700円である。

ところが、年が明けて一斉にバーゲンが始まった。同じ店にはいったら、
なんと55ユーロになっていた。4本衝動買いしてしまった。
門松のない正月をベルギーで迎えたが、バーゲンの人混みは半端でない。
テレビでもSOLDES50%、70%と店の表のガラスに貼り付けた
ステッカーを写していた。(了)


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ベルギーシリーズ(繊維ホール)

2008-01-06 08:42:09 | スケッチ



ベルギーシリーズ(繊維ホール)

江嵜企画代表・Ken



ブルージュやブラッセルを訪れる日本人はいても、ゲントは
知らない、行ったことは当然ない,というう人がほとんどだと聞いた。

ゲントは、中世、パリについで世界第二の都市で、スヘルデ川と
レイエ川の水運を利用して栄えたということを、恥ずかしながら、
今回初めて知った。

高級毛織物の生産と輸出が、13世紀から15世紀にかけて
盛んだったとゲント観光パンフレットにあった。

街中の交通はトラム(路面電車)が便利である。日本人はなんでも
タクシーだが、トラムが、住民はもちろん観光客にも溶け込んでいる。

レイエ川にかかる聖ミヒール橋から見て、左から聖バーフ大聖堂、
鐘楼(繊維ホール)、右にベギン会修道院をスケッチした。いずれも
ユネスコ世界遺産に登録されている。

繊維ホールは、ひときわ大きく町の中央に聳えて立っているが、
建物の淡い緑の外装は気品があり、大時計の金色と溶け込んいる。

繊維ホールは、ゲントは毛織物で栄えた町であったことの
証しである。今でも、繊維業者の集会の場として生き続けている
と聞いた。

貧すれば鈍するというが、日本の繊維業界との志の違いを
痛感した次第である。(了)


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