中国はオリンピックに向けて四苦八苦しているが、中国古典の『黄帝内経』の、「四気調神大論篇 第二」の中に
【陰陽に従えば則ち生き、之に逆らえば則ち死す。之に従えば則ち治まり、之に逆らえば則ち乱れる。順に反するを逆と為し、是を内格(体内の機能と外界の環境とが、相反発して互いに適応しないこと)と謂う。是の故に聖人は已病を治さずして未病を治すとは此れを謂う也。夫れ病已に成りて後にこれを薬し、乱已に成りて後にこれを治するは、譬うれば猶渇して井を穿ち、闘して錐を鋳るがごとし、亦た晩からずや。】
という一節がある。
病気になってから治療方法を講ずるのではなく、予防が法を大切で、国家も騒乱が起ってから治める方法を考えるのではなく、騒乱を未然に防ぐと云うのである。
中国のことだけを言ってるのではない!
今の日本の政治も、「闘して錐を鋳るがごとし、亦た晩からずや」(戦争になってから武器を造る方法を考えるのでは、あまりに遅いのではないか)ということです。
自民、民主を問わず、弱い立場の人間(老人や病人)を救うことを考えるのが優先ではないのか、と思うしだいです。
このような政治に近づいてもらいたいと考えるわけです。
【陰陽に従えば則ち生き、之に逆らえば則ち死す。之に従えば則ち治まり、之に逆らえば則ち乱れる。順に反するを逆と為し、是を内格(体内の機能と外界の環境とが、相反発して互いに適応しないこと)と謂う。是の故に聖人は已病を治さずして未病を治すとは此れを謂う也。夫れ病已に成りて後にこれを薬し、乱已に成りて後にこれを治するは、譬うれば猶渇して井を穿ち、闘して錐を鋳るがごとし、亦た晩からずや。】
という一節がある。
病気になってから治療方法を講ずるのではなく、予防が法を大切で、国家も騒乱が起ってから治める方法を考えるのではなく、騒乱を未然に防ぐと云うのである。
中国のことだけを言ってるのではない!
今の日本の政治も、「闘して錐を鋳るがごとし、亦た晩からずや」(戦争になってから武器を造る方法を考えるのでは、あまりに遅いのではないか)ということです。
自民、民主を問わず、弱い立場の人間(老人や病人)を救うことを考えるのが優先ではないのか、と思うしだいです。
このような政治に近づいてもらいたいと考えるわけです。