ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

なんば新歌舞伎座風景(スケッチ&コメント)

2008-04-24 09:09:53 | スケッチ


なんば新歌舞伎座風景(スケッチ&コメント)

江嵜企画代表・Ken



 大阪なんば、御堂筋西に、新歌舞伎座がある。
4月25日迄、「元禄夫婦合戦ー光琳と多代ー」で、光琳の妻、多代役の藤山直美さんと光琳役の中村梅雀さんが熱演している。
脇役では、赤穂浪士の妻を演じた床嶋佳子さんが光っていた。

光琳といえば、花菖蒲の屏風絵が真っ先に浮かぶ。江戸時代、京と江戸で活躍した絵師、尾形光琳である。藤山直美さんの着物には、見事な花菖蒲の絵が描かれていた。

 高島屋友の会メンバーであれば、年一回、映画か芝居の招待券がもらえるので、家族と出かけた。

 新歌舞伎座は、1958年に建てられた。老朽化が進み、客席も狭く、甲子園球場同様に、トイレにも自由に往き来できないほど狭い。
 上六で建設が進められている、旧近鉄劇場ビルが、2010年に完成するのを期に、新歌舞伎座丸ごと、移転が決まっている。

 開場が午前10時15分、開演が11時ということで、時間待ちを利用して、劇場正面の様子をスケッチした。

 物語の筋書きは、タイトルにあるように、光琳とその妻、多代夫婦と二人を取り巻く、多くの人々の悲喜こもごもの出来事を描いている。

 絵師、光琳は、女房以外の女6人に子供を生ませるという設定になっている。
多代は、お手つきの女は後を絶たずとも、「夫婦は、男と女の戦(いくさ)のようなものだ」と、ひたすら、光琳の絵のすばらしさにほれて、我慢を続けていたが、光琳が、ついに、女中にまで手をつけたところで、一気に爆発する。

 ラストシーンは、そんな二人が、光琳が描いた、二曲一双の屏風絵を前にして、ハッピーエンドで終わる演出になっていた。

 会場は大部分がご婦人が占めていた。それも、ほとんどが、間違いなく60歳は越えている。いつもどおりの光景だが、ペアとおぼしき人はまれ、殿方の姿を見つけるのに苦労した次第である。

 御堂筋名物のひとつ新歌舞伎座も間もなく消える。

 高島屋本店の建物も現在,改装中で、なんば界隈の懐かしい町並が、次々、時代の変遷とともに、姿、形を変えていくが、なんとも寂しい限りである。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島三春「滝桜」

2008-04-24 09:04:08 | 一枚の写真
I.S.さんからのご寄稿です。


1100年の長命に対する感慨。




1.人間と違って殺し合いをしない。




2.己の持分を弁えている。




3.進化し続け、他の生物のため生きている。




4.この星を愛している。




「花と女体は神が与え賜うた"美”である」と
どなたからか聞き及んだことがありました。
正解のような気にもなりました。


撮影&コメントは、I.S.さん。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする