御影高校吹奏楽部演奏会:神戸うはらホール
江嵜企画代表・Ken
御影高校吹奏楽部から、4月5日に、うはらホールで、演奏会を開くと、
案内をいただいたので、出かけた。演奏会のスケッチを描いて、二年続けて
学校に届けている。この日も会場に着くなりスケッチを始めた。
演奏を聴くために来たのかと、聞かれたら、今回は、スケッチを描くために来た
と、
正直に答える。演奏会の方は、残念ながら、力強さに欠けていたように思う。
第一部、ブライアンの休日(内藤淳一作曲)、天馬の道(片岡寛晶作曲)、MIS
SSAIGON(ヨハンデメー編曲)のみ聴いて、会場を後にした。
指揮をした、吹奏楽部顧問の、岸本知之さんが紹介されたあと、校長の野邉孝光さ
んが、「歌や音楽は生活と切り離し出来ない。演奏を聴いて、明日の活力にしてくだ
さい。皆さん、大いに楽しんでください」と挨拶された。
御影高校の前身は、昭和16年(1941)創立した、兵庫県立第三神戸高等女
学校である。昭和23年(1948)に、兵庫県立御影高等学校となった。国道2号
線に面して学校がある。地元で長く住む人によれば、受験勉強でも、こつこつ勉強す
る、どちらかといえば、頑張り屋さんタイプが多いといわれる。
学校から徒歩15分のところに、JR神戸線住吉駅があり、徒歩10分たらずで、
阪神御影駅、阪急御影駅へ行ける。都会のど真ん中に学校があるということで、世相
なのだろうが、演奏の音がうるさく、近所迷惑だといわれ、日々の練習にも、苦労が
多いと、以前聞いた。
会場で配られた演奏会のパンフレットによれば、部員は、3年生19名、2年生2
7名,計46名とあった。フルート&オーボエ、トランペット、バス、クラリネッ
ト、
ホーン、サキソホーン、トロンボーン、パーカッションとパーツを揃えている。
スケッチを始めて、男子生徒がいないではないかと驚いた。実は、パンフレットを
見て、黒一点、サキソホーンにいることが分かった。外見では、全く分からない。会
場でも多数、女生徒が応援に来ていた。余計なおせっかいだと、叱られそうだが、女
生徒の方が、活発なのかもしれない。
男生徒は、何処にいるのか。喜んでいいことなのか、悲しんでいいことなのか、議
論の分かれるところであろうが、ジジ・ババ世代でもそうで、日本のいろいろなとこ
ろで、女性上位の風潮が強まっている感じがしてならない。(了)