膝痛 (1) (2) (3) (4)
古典には矛盾が多いので、狂信するわけではないのですが、原稿を整理するのに黄帝内経を読んでいたら、「ニッ!」と微笑める所があったので抜粋しています。
この篇は人間と自然の関係を表し、人間の生命活動において、自然への順応のしかたで病気にもなれば、健康にもなるという話である。
例えば、環境が原因と思われる病因を「邪」と呼ぶのですが、もしも湿邪に侵されたら、頭部は重くはれぼったく、ものにつつまれたような感じになるので、湿からくる熱を取り除かないと、大きな筋肉は縮んで短くなって伸びなくなり、小さな筋肉は反って緩んで長くなり、伸びたままで曲がらなくなる。
その時、気が虚して腫病となると、四肢はかわるがわる浮腫み、互いに他に力を借りあって動くことになるが、これは陽気が衰え竭きたことによる現象である。
ということらしい。
陽気が衰える原因として何があるかということになるのだが、このタイプで膝痛を起した人の虹彩分析をすると、虹彩下部の腰腿区にマイナスサインの多いことがわかるし、スクレラにも腎臓機能の衰えが現れている。
赤色で囲んだところが腰腿区
これは長期的な腎・副腎の「虚」としてのサインなので、下肢が弱くなりやすいのですが、体の中で陰陽の調和が取れてない証明にもなり、それが症状として膝に現れると「膝痛」となる。
五味生尅を参考にするといいのですが、【甘味を摂りすぎると、胸が焼け、顔色が黒くなり、腎の働きが弱くなる】というところからすると、日々の食事に大いに関係があり、食養生を一生懸命に頑張って、歩くのも苦痛だった人がスイスイ歩けるように人も、横座りすらも苦痛だった人が正座までできるようになった人もいる。
古典には矛盾が多いので、狂信するわけではないのですが、原稿を整理するのに黄帝内経を読んでいたら、「ニッ!」と微笑める所があったので抜粋しています。
この篇は人間と自然の関係を表し、人間の生命活動において、自然への順応のしかたで病気にもなれば、健康にもなるという話である。
例えば、環境が原因と思われる病因を「邪」と呼ぶのですが、もしも湿邪に侵されたら、頭部は重くはれぼったく、ものにつつまれたような感じになるので、湿からくる熱を取り除かないと、大きな筋肉は縮んで短くなって伸びなくなり、小さな筋肉は反って緩んで長くなり、伸びたままで曲がらなくなる。
その時、気が虚して腫病となると、四肢はかわるがわる浮腫み、互いに他に力を借りあって動くことになるが、これは陽気が衰え竭きたことによる現象である。
ということらしい。
陽気が衰える原因として何があるかということになるのだが、このタイプで膝痛を起した人の虹彩分析をすると、虹彩下部の腰腿区にマイナスサインの多いことがわかるし、スクレラにも腎臓機能の衰えが現れている。
赤色で囲んだところが腰腿区
これは長期的な腎・副腎の「虚」としてのサインなので、下肢が弱くなりやすいのですが、体の中で陰陽の調和が取れてない証明にもなり、それが症状として膝に現れると「膝痛」となる。
五味生尅を参考にするといいのですが、【甘味を摂りすぎると、胸が焼け、顔色が黒くなり、腎の働きが弱くなる】というところからすると、日々の食事に大いに関係があり、食養生を一生懸命に頑張って、歩くのも苦痛だった人がスイスイ歩けるように人も、横座りすらも苦痛だった人が正座までできるようになった人もいる。