ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

生気通天論 第三 膝痛を例に その3

2008-04-20 18:22:10 | 診断即治療と虹彩学
膝痛  (1)   (2)   (3)   (4)  


ブログを書くと仕事ができなくなるので、しばらく書いてなかったのですが、こうして書き始めると、また書きたくなる。

前回「五味生尅を参考に」という言葉を書きましたが、初めての方々にはわかりにくいかも知れませんので、すこし解説を加えます。
五味とは、酸味、鹹味、甘味、苦味、辛味の五つの味のこと。
生尅とは、相性と相剋のことで、相互が生かしあう関係と、相互が尅しあう関係のこと。

要するに、飲食の五味を偏って摂ると、精を収蔵する五蔵は損傷してしまうということで、具体的には、
① 酸味の過食は、肝気を盛んにして、相剋関係にある脾気を衰竭させる。
② 鹹味の過食は、腰骨が損なわれ、肌肉は萎縮し、心気は抑鬱する。
③ 甘味の過食は、心気は煩悶し安定せず、顔は黒ずみ、腎気の平衡が取れなくなる。
④ 苦味の過食は、脾気が詰り、消化は悪く消化不良や腹部脹満がおこる。
⑤ 辛味の過食は、熱症が生じ、筋脈は傷れ緩み、精神も同時に損なわれる。

このようなことに注意して生活をしていれば、筋骨は調和し、気血は流通し、腠理は緻密でしっかりし、天寿を全うすることができる、というわけです。

即ち、これら五味のいずれかの過食が、邪気として働く要因になるわけで、そのいずれも膝痛に関係してくるのです。

東洋虹彩分析学 では、欧米の虹彩学にはない「五味の過剰」も分析しますので、分析した通りに解説すれば、そのまま指導要項になりますので、多くの方が「○○を摂り過ぎましたね」と言うと、ビックリした顔をします。
そして、一生懸命食事療法の指導に耳を傾けます。




慢性的なしつこい膝痛を治すには、五味分析も重要な要素なのです。


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神戸酒ばやし風景(スケッチ&コメント)

2008-04-20 08:35:45 | スケッチ


神戸酒ばやし風景

江嵜企画代表・Ken



 清酒「福寿」を、冷ゃで飲みたくなるとぶらり、「酒ばやし」を尋ねることが習いとなってしまった。
 夜はワンメーター上がるので、必ずしもお薦めできないが、お昼なら、ひとり1300円からお好みのメニユーが選べる。さすが、お目が高い、ご婦人客が、この店には多い。
 料理でも、お酒でも、一口いただくのが一番いい。若い内は、飲み放題、食べ放題の看板に誘われた。食べすぎ、飲みすぎが、健康に一番良くないことが、遅ればせながらわかってくる。
 この日は、遅がけに予約の電話をいれた。お昼は、11時半開店で、2時がラストオーダーとなる。
 食事を家族と済ませ、客がいなくなった庭を、椅子に座って、スケッチした。 ほんのひと月前は、しだれ桜が、今を盛りと咲いていた。
 楠木の大木の足元には、灯篭が庭の主だといわんばかりに座っている。 タクシーに乗って、「酒ばやし」と言っても通じないことがある。
「酒心館」というと、はい、分かりました、という運転手が多いから、ここは、「酒心館」の方が、名が通っているのだろう。
 しだれ桜は、庭の名物だが、秋になるとざくろもいい。
 画面左隅の木がざくろである。若芽が噴き出していた。
 外からは、生垣越しで、見えないが、食事をしながら、窓越しに庭を見るのも一興である。
 菜の花からはじまり、なすびは、花もいい。季節ごとに役者が代り、夏のさかりには、西瓜と続く。
 気がつけば、今年も、早や、4月も半ばである。祭りのお囃子がまもなく聞こえる季節がやってくる。
 暗いニュースの多い毎日だが、ささやかなながら、お昼の一時を、大切にしたいと思う次第である。(了)


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