NY株式市場は、LaborDay休日で9月7日の取引はなかったが、アジア株、欧州株はそれぞれ値上がりした。今朝のWSJ紙によると、アジア株は中国政府が、10月1日の現政権誕生60周年を控えて、株式相場上げ賛成の信号を送ったことが影響していると伝えた。
金相場がトロイオンス1,000ドル近辺を維持していることを好感して、金鉱株、その他鉱物資源株の値上りも、中国株価全般をリードしたとWSJ紙は解説していた。
中国株では上海A株が5連騰で0.7%、つれて香港ハンセン指数は1.5%値上がりした。日経225は、3日間の値下がりが止まり1.3%上昇した。韓国株は変わらずだったが、豪州0.4%、台湾1.0%、ニュージーランド0.8%シンガポール0.8%,インド2.1%それぞれ値上がりした。
欧州株も米食品メーカーKrafts Foodsによる欧州チョコレートメーカーCadbury買収のニュースを好感して、食品株がリードして、全欧州600平均株価指数1.4%,英FTSE100種1.7%,ドイツDAX1.5%,フランスCAC1.4% それぞれ値上がりした。
BroeinDolphine,チーフストラテジスト、MikeLenhoff氏は「我々はなおリセッションの中におり将来について懐疑的である。しかし、企業は、回復ポジションに向けて動きはじめた」と語ったとWSJ紙は紹介している。
「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は不透明なままだ。しかし、回復を期待して、企業収益のモ―メンタム(流れ)は「後退」から「安定」に向かっている。年末にかけての投資魅力が増えつつある。」と先のブローカーは話したとWSJ紙は紹介している。
為替市場では、欧州株の値上がりを受けて、ユーロが値上がりした。1ユーロ=1.4301ドルから1.4351ドルへ、1ユーロ=133.69円へ値上がりした。ドルは対円で、1ドル=93.03円から93.13円へ値がりした。日本国債の利回りは低下した。10月先物の原油(WTI)相場は、バレル16セント上げ68.18ドルと小動きに終始した。
今朝のWSJ紙に、RichiardBarley記者は、Growing Confidence?(自信が強まりつつあるのか?)と疑問符ながら「長期的懸念は残るが、リーマン破たんで受けた企業家のショックが和らぎ始めた。企業合併のニュースが増えて来たことがそれを示している。」と書いた。
先般ロンドンで開かれたG20では、一部に懸念された具体的な金融規制の取り決めはなかった。各国政府は、副作用を承知しながらも青天井で政府資金を供給している。米国9.7%はじめ欧米各国の失業率は増え続けていることで、各国の金融当局の信用市場に対する不安感を解消出来ないのであろう。9月7日の株価反発は、不景気の株高を象徴している。(了)
金相場がトロイオンス1,000ドル近辺を維持していることを好感して、金鉱株、その他鉱物資源株の値上りも、中国株価全般をリードしたとWSJ紙は解説していた。
中国株では上海A株が5連騰で0.7%、つれて香港ハンセン指数は1.5%値上がりした。日経225は、3日間の値下がりが止まり1.3%上昇した。韓国株は変わらずだったが、豪州0.4%、台湾1.0%、ニュージーランド0.8%シンガポール0.8%,インド2.1%それぞれ値上がりした。
欧州株も米食品メーカーKrafts Foodsによる欧州チョコレートメーカーCadbury買収のニュースを好感して、食品株がリードして、全欧州600平均株価指数1.4%,英FTSE100種1.7%,ドイツDAX1.5%,フランスCAC1.4% それぞれ値上がりした。
BroeinDolphine,チーフストラテジスト、MikeLenhoff氏は「我々はなおリセッションの中におり将来について懐疑的である。しかし、企業は、回復ポジションに向けて動きはじめた」と語ったとWSJ紙は紹介している。
「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は不透明なままだ。しかし、回復を期待して、企業収益のモ―メンタム(流れ)は「後退」から「安定」に向かっている。年末にかけての投資魅力が増えつつある。」と先のブローカーは話したとWSJ紙は紹介している。
為替市場では、欧州株の値上がりを受けて、ユーロが値上がりした。1ユーロ=1.4301ドルから1.4351ドルへ、1ユーロ=133.69円へ値上がりした。ドルは対円で、1ドル=93.03円から93.13円へ値がりした。日本国債の利回りは低下した。10月先物の原油(WTI)相場は、バレル16セント上げ68.18ドルと小動きに終始した。
今朝のWSJ紙に、RichiardBarley記者は、Growing Confidence?(自信が強まりつつあるのか?)と疑問符ながら「長期的懸念は残るが、リーマン破たんで受けた企業家のショックが和らぎ始めた。企業合併のニュースが増えて来たことがそれを示している。」と書いた。
先般ロンドンで開かれたG20では、一部に懸念された具体的な金融規制の取り決めはなかった。各国政府は、副作用を承知しながらも青天井で政府資金を供給している。米国9.7%はじめ欧米各国の失業率は増え続けていることで、各国の金融当局の信用市場に対する不安感を解消出来ないのであろう。9月7日の株価反発は、不景気の株高を象徴している。(了)