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NYダウ80ドル高、原油72ドル台へ、金余りと景気回復期待から(学校で教えてくれない経済学)

2009-09-11 09:33:57 | 経済学
9月10日のNYダウは、前日比80ドル、0.8%高、昨年11月来の高値の9,627ドルで取引を終了した。ナスダックは1.2%高、9月30日来の高値、S&P500平均株価は1.0%高、10月6日来の高値で取引を終了した。

過去の歴史は9月相場は値下がり月だった。今年はいまのところ逆の動きをしている。CCroftValue,チーフ投資マネジャー、KentCroft氏は、「皆が同じことを考えると物事はそのように進まないことはよくある」と話した。

改善した経済データと企業決算が、コスト削減の結果、予想を上回る利益をあげたことも株価を押し上げた。金利が低位を維持している。大量の資金がファンドや短期の米国債に流れ込んでいる。今後景気が改善刷れば、待機している資金が市場に入り込んで来るだろうとCroft氏は話したと今朝のWSJ紙は紹介していた。

原油[WTI]先物相場が前日比バレル63セント上げ、71.94ドルで取引された結果、石油関連株が上げたこともNYダウを押し上げた。シエブロンが日本と韓国との間で天然ガスの大口契約が成立した結果、前日比1.6%値がりした。

米国の石油、天然ガスの在庫は増加している。アジアの景気が回復しており、ハイテク企業が海外で好決算を出したことも投資家心理を改善させた。

NYダウの運輸部門株価指数が前日比2.4%上昇した。運輸指数には物流関連企業が含まれている。景気の改善に伴い運送量が増えたことも景気の先行きに対する楽観論を支えたと今朝のWSJ紙は解説していた。(了)

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