羽田英彦展:赤にこだわる新しい展開を求めて―
江嵜企画代表・Ken
羽田英彦展「位相ー赤にこだわる新しい展開を求めて」が1月6日(火)~
11日(日)(12:00~18:30)(最終日は16:00まで)がギャラリー「菊」
(大阪市北区西天満4-9-2(06-6314-0907)ではじまった。初日17:00から
オープニングパーティもあり楽しみにして出かけた。
会場をいつものようにスケッチした。4時過ぎに会場に着いたが、
次々と羽田英彦ファンがつめかけ、オープニングパーティで
彼が挨拶するときにはかれこれ30人近くが集まっていた。
挨拶の中で羽田英彦画伯は、「今回も『赤にこだわって』描いた。
特に副題に「新しい展開を求めて」とつけた。ギャラリー「菊」の
オーナーの藤本女史から『思い切って好きなように描いてほしい』と
今回も言われ、楽しく描くことができた。20数点展示している。」
「今回の制作に、廃校になった元船越小学校の教室を借りることができ、
教室の床に150号の作品を3つ並べても十分スペースがあった。
自由に思い切り、刷毛を使って一気に描くことが出来て感謝して
いる。」と挨拶した。
藤本女史から「羽田画伯との出会いは3年前。羽田画伯の絵から
一年が始まる。燃えるような『赤』に元気をもらって一年がスタート
出来る。いい人、いい絵にご縁を頂き感謝しています」と挨拶された。
飛び込みもいいとこであるが、セレモニー直前に「江嵜君、乾杯の
音頭をとってくれないか」と彼がいうではないか。なにごとも経験と
素直に引き受け「母校甲陽学院で中学一年生の美術の先生が須田刻太
画伯だった。須田刻太画伯抜きにして今の羽田画伯は存在しない」と
挨拶した。
ピアノ演奏が後に控え,宴たけなわだったが所用があり途中で
帰路に着いた。燃えるような「赤」が目に焼き付き、大いに
元気をもらった次第である。(了)