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米FRB,6月利上げを示唆、NYダウ195ドル安、一方、イスラム国、人質をとり世界に衝撃を

2015-01-29 12:19:00 | 経済学
与える衝動に益々駆られる:29日放送英BBC(学校で教えてくれない経済学)


FRB(米連邦制度理事会)は28日、2日間の会合の後発表の声明文で『金融政策の姿勢を正常化し始めるうえで我慢できると判断する』と書き、少なくとも年央まで利上げしない姿勢を示した。」と29日づけWSJ紙電子版でJonHilSenrath記者は書いた。29日朝5時45分から放送のモーニングサテライト出演の三菱東京UFJ銀行、鈴木敏之氏は「声明文から読み解けば6月に利上げすることが前回より強くなった」と話した。鈴木氏は「今回と前回の声明文を比べると変更点は、①景気:前回は「弱い」:今回は「しっかり」、②雇用:前回は「しっかり」、今回は「強い」、③物価:前回は「エネルギーが部分的」、今回は「エネルギーがほとんど、ただし一時的」と指摘。前回12月の声明文では「相当な期間」と「忍耐強く」2つあったが、今回は「相当期間」が削除、「忍耐強く」のみ残したと指摘した。

28日、NY市場は、アップルの昨年10~12月好決算を好感してはじめ上げたが、原油安からエネルギー株が下げ、米FOMC声明文発表後下げに転じ、NYダウは前日比195ドル安、17,191ドルで取引を終えた。28日付のブルームバーグ電子版でMichelleF.Davis記者は「米金融当局者は利上げに対して辛抱強くなれるとの姿勢を維持した。景気判断を引き上げ、インフレ率の低下は一時的との判断を示した。一方、市場参加者は、成長がないと感じている。通貨の問題が多国籍企業の売上高に影響している。ギリシャは今、以前よりも大きな懸念事項となっているとユニファー・セキュリテイーズ、ディレクターは話した。」と書いた。NY債券市場では債券が買われ、10年物米国債の利回りは1.719%へ低下した。NY原油は在庫増加を材料に売られ、バレル44.45ドルと5年11月振りの安値まで値下りした。ロシア株、ルーブルが下げた。NY金相場はオンス1,285.90ドルへ値下がりした。

29日朝放送のNHK/BS「ワールドニユース」で英BBCはイスラム国による日本人人質事件に関連した報道で「ヨルダン政府はヨルダン軍パイロット解放と交換に一年前、アンマン自爆テロを引き起こしたサジダ・リシァウイ死刑囚を釈放する用意がある」と伝えた。英BBCは後藤健二さんの母親が「どうか息子の命を助けてください」と訴える様子をテレビ画面に紹介していた。英BBCの解説者は「一端、爆弾テロの死刑囚を釈放すれば他はどうなるのかとなる。極めてリスクが高い。ヨルダン政府は難しい判断を迫られている。イスラム国は一部の人間を人質に取ることによって世界に衝撃を与えることが出来る。イスラム国は今後益々さらに多くの人間を人質にする野心にかられていくだろう。」と話していた。

一方、29日朝放送のロシアRTRは「ロシア東部ドネツクにはもはや安全な場所はなくなった。ウクライナ軍による砲撃は一般市民に広がった。」と伝えた。ドイツZDFは「EU外相会議で対ロシア制裁強化を決めた。メルケル首相はオバマ大統領と電話会談し対ロシア制裁を確認した。」と伝えた。ロシアRTRは「予算配分の監視システム構築のための60項目を制定した。プーチン大統領は決めたことを実行するかが大事だと強調した。」と伝えた。原油安は個人消費下支えにはプラスだがイスラム国、ロシアでの不安化を進めている。(了)

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