NY原油WTIはバレル48.48ドルへ反発(学校で教えてくれない経済学)
『日本酒業界は世界的な和食ブームを起死回生のチャンスと捉えている。しかし『①世界有数の日本酒の消費地、アメリカ、香港でも銘柄に応じた品質管理や飲み方は十分知られていない、②銘柄ごとの特徴が分かりにくい、③日本酒はラベルを見ても味に合う料理を想像できない場合が多い。産地やブドウの品種が明記され、簡単な解説がつくケースさえあるワインと対照的だ。④その結果、せっかくの商品がみりんのようになるまで店の棚に置きっぱなしされがちだ』と国内外の日本酒市場に詳しい友田晶子氏は話す』と2015年1月20日号のニューズウイーク誌日本版に安藤智彦記者が書いていた。一方、15日朝放送のNHK/BS「キャッチ!インサイト」コーナーで、中国で急速に進む高齢化で、日本の介護システムを真剣に取りいれようとする動きが急速に出てきた。中国は60歳以上を高齢者と呼ぶ。現在2億人と人口全体の15%を占める。2050年に30%を超える。「空巣老人(子供が巣立った後には老人だけ残る)」状況だ。王振耀、北京師範大学教授は『大連では6人に1人が高齢者だ。日本の介護は最先端にある。日本から学びたい。』と話す様子を映していた。
15日放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRはウクライナ東部ドネツクで戦闘が激化していると伝えた後、14日モスクワで開かれた内外関係者が集まる経済フォーㇻムでベドーベジエフ首相が『ルーブル価格が急落しているが、2~3ケ月で安定する。ルーブルは昨年末に変動相場制に移行したが正しかった。100ドルの原油相場が50ドルを割った結果、ロシアの予算は10%減った。ロシア経済の回復には1年から1年半かかるが年金、社会保障費など優先順位を決めて対処している。心配していない。』と話す様子をテレビ画面に映していた。先のニューズウイーク誌日本版は「ルーブルが昨年1年間対ドルレートで46%急落した。ロシアのGDPは1兆1000億ドルに減った。これは米テキサス州より小さい。イタリアの半分でしかない。ロシアの購買力低下で米国、欧州の小売りも痛みを感じるようになる。特にロシア周辺国に大きな打撃となっている。世界最貧国タジキスタンはGDPの42%がロシアからの送金だ。キルギススタン、モルドバ、ウズベキスタンなどで次々と政局不安が訪れるかもしれない。」とオーエン・マシューズ記者が警告していた。
14日、NY市場で、12月の米小売り高が予想以下の0.9% 減の発表後、米国経済に対する先行き懸念からNYダウは前日比186ドル安、17,427ドルで取引を終えた。米債券が買われ10年物米国債利回りは1.855%へ低下した。ドル売りが進み、1ドル=117.16~18円、1ユーロ=138.11~17円で取引された。一方、NY原油WTIはバレル48.48ドルへ大きく反発した。NY金もオンス1,234.40 ドルと値を保った。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」{経済情報}出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は「12月米小売り高の予想外のデータはがガソリンの値下がりが大きく影響した。年末商戦に対する楽観が一気に失望的になった」と話した。一方、15日朝5時45分放送のモーニングサテライト出演の堀古英司氏は「米GDPの70%を占める米国個人消費が原油安の恩恵を受けてこの先確実に増加する。目先の取引にどうしても左右されるトレーダーに振り回されないことだ。」と指摘した。(了)
『日本酒業界は世界的な和食ブームを起死回生のチャンスと捉えている。しかし『①世界有数の日本酒の消費地、アメリカ、香港でも銘柄に応じた品質管理や飲み方は十分知られていない、②銘柄ごとの特徴が分かりにくい、③日本酒はラベルを見ても味に合う料理を想像できない場合が多い。産地やブドウの品種が明記され、簡単な解説がつくケースさえあるワインと対照的だ。④その結果、せっかくの商品がみりんのようになるまで店の棚に置きっぱなしされがちだ』と国内外の日本酒市場に詳しい友田晶子氏は話す』と2015年1月20日号のニューズウイーク誌日本版に安藤智彦記者が書いていた。一方、15日朝放送のNHK/BS「キャッチ!インサイト」コーナーで、中国で急速に進む高齢化で、日本の介護システムを真剣に取りいれようとする動きが急速に出てきた。中国は60歳以上を高齢者と呼ぶ。現在2億人と人口全体の15%を占める。2050年に30%を超える。「空巣老人(子供が巣立った後には老人だけ残る)」状況だ。王振耀、北京師範大学教授は『大連では6人に1人が高齢者だ。日本の介護は最先端にある。日本から学びたい。』と話す様子を映していた。
15日放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRはウクライナ東部ドネツクで戦闘が激化していると伝えた後、14日モスクワで開かれた内外関係者が集まる経済フォーㇻムでベドーベジエフ首相が『ルーブル価格が急落しているが、2~3ケ月で安定する。ルーブルは昨年末に変動相場制に移行したが正しかった。100ドルの原油相場が50ドルを割った結果、ロシアの予算は10%減った。ロシア経済の回復には1年から1年半かかるが年金、社会保障費など優先順位を決めて対処している。心配していない。』と話す様子をテレビ画面に映していた。先のニューズウイーク誌日本版は「ルーブルが昨年1年間対ドルレートで46%急落した。ロシアのGDPは1兆1000億ドルに減った。これは米テキサス州より小さい。イタリアの半分でしかない。ロシアの購買力低下で米国、欧州の小売りも痛みを感じるようになる。特にロシア周辺国に大きな打撃となっている。世界最貧国タジキスタンはGDPの42%がロシアからの送金だ。キルギススタン、モルドバ、ウズベキスタンなどで次々と政局不安が訪れるかもしれない。」とオーエン・マシューズ記者が警告していた。
14日、NY市場で、12月の米小売り高が予想以下の0.9% 減の発表後、米国経済に対する先行き懸念からNYダウは前日比186ドル安、17,427ドルで取引を終えた。米債券が買われ10年物米国債利回りは1.855%へ低下した。ドル売りが進み、1ドル=117.16~18円、1ユーロ=138.11~17円で取引された。一方、NY原油WTIはバレル48.48ドルへ大きく反発した。NY金もオンス1,234.40 ドルと値を保った。NHK/BS「キャッチ!世界の情報」{経済情報}出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は「12月米小売り高の予想外のデータはがガソリンの値下がりが大きく影響した。年末商戦に対する楽観が一気に失望的になった」と話した。一方、15日朝5時45分放送のモーニングサテライト出演の堀古英司氏は「米GDPの70%を占める米国個人消費が原油安の恩恵を受けてこの先確実に増加する。目先の取引にどうしても左右されるトレーダーに振り回されないことだ。」と指摘した。(了)