上方修正、ユーロ圏:1.8%から11%、日本:1.3%から1.2%へ下方修正(学校で教えてくれない経済学)
世界銀行は、世界経済見通しを昨年予測の3.4%から3%への下方修正を13日発表、欧州や中国の成長減速を米国景気回復と原油価格下落で相殺できないと分析したと13日付ブルームバーグ電子版でAndrewMayeda記者が伝えた。主要国別では米国は6月時点の見通し3%から3.2%へ上方修正したが、ユーロ圏は1.8%を1.1%へ、日本も1.3%から%1.2%へそれぞれ引き下げた。中国は昨年6月時点で7.5%,10月時点では7.2%だったが、今回7.1%へ引き下げたと書いた。14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でブルームバーグ放送は、市況解説を打ちきり「ただ今、世銀が世界経済見通しを下方修正しました」と紹介「世界は3.4%から3%へ下方修正した。米国は3%から3.4%へ上方修正した。ロシアはマイナス2.9%へ修正。原油安に加えてロシアルーブル下落を理由に挙げた。日本は1.3%を1.2%へ引き下げた。原油は修正前の見通し時点から35%下落したが景気への改善効果は出ていない。今回の見通しは現状を追認したもので中身にはなんら新しいものはない。」と伝えた。
NY原油先物相場が13日も続落、一時、バレル45ドル割れ、米国原油在庫増加観測の見出しで13日付ブルームバーグでGrantoSmith記者が書いた。同記事によれば「原油WTI先物は米国原油在庫増加観測を背景に一時45ドルを割り込んだ。この日は2013年初めてWTIが北海ブレント価格を上回る場面もあった。LPSパートナーズ、エネルギー部門責任者、マイケル・ハイリー氏は「供給が需要を上回る典型的なケースだ。米国の生産は今後じわじわと増えつづけるだろう。OPECからは生産継続のメッセージが絶え間なく打ち出されてくる。」と話した。13日NY原油はWTIはバレル45.89ドル、北海ブレントは46.59ドルで取引を終えた。」と書いた。13日のNY金相場はオンス1,234.30ドルと小幅上げた。
13日朝放送のロシアRTRはウクライナ東部ドネツク空港でウクライナ軍とドネツク民兵との間で激しい戦闘が繰り広げられた。ウクライナ軍の砲弾がバスに着弾、民間人10人が死亡したと伝えた後、「原油相場が3%下落、46ドルを下回りました。ロシアルーブルが下げました」と伝えたあとウラジヲストックのスーパーが現れ「独占禁止委員会と農業省の係官が価格調査を行っています。原油相場は下がってもガソリン相場下がっていない。店によってパンの値段が違う。卵は123ルーブルから75ルーブルへ下がった店もある。」などとロシアRTR記者が紹介する場面を写していた。物価に対する市民の反応を伝えることでロシア政府が原油安、ルーブル安に神経質になっていることが伝わるニュースだった。原油関連では13日朝放送の英BBCは「12月の英国の消費者物価指数が0.5%増にとどまった。政府目標インフレ率は2%です。」と紹介のあと、ターニー、イングランド銀行総裁がインタビューに登場「原油相場はこの先数ケ月は下がるだろう。」と答えていた。
13日NY市場では原油相場一時45ドル割れを材料に、NYダウは27ドル安、17,613ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは1.905%に低下、原油安・株安・ドル安連鎖で1ドル=117.90円、1ユーロ=138.80円と円高が進んだ。原油安の動向に目が離せない。(了)
世界銀行は、世界経済見通しを昨年予測の3.4%から3%への下方修正を13日発表、欧州や中国の成長減速を米国景気回復と原油価格下落で相殺できないと分析したと13日付ブルームバーグ電子版でAndrewMayeda記者が伝えた。主要国別では米国は6月時点の見通し3%から3.2%へ上方修正したが、ユーロ圏は1.8%を1.1%へ、日本も1.3%から%1.2%へそれぞれ引き下げた。中国は昨年6月時点で7.5%,10月時点では7.2%だったが、今回7.1%へ引き下げたと書いた。14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でブルームバーグ放送は、市況解説を打ちきり「ただ今、世銀が世界経済見通しを下方修正しました」と紹介「世界は3.4%から3%へ下方修正した。米国は3%から3.4%へ上方修正した。ロシアはマイナス2.9%へ修正。原油安に加えてロシアルーブル下落を理由に挙げた。日本は1.3%を1.2%へ引き下げた。原油は修正前の見通し時点から35%下落したが景気への改善効果は出ていない。今回の見通しは現状を追認したもので中身にはなんら新しいものはない。」と伝えた。
NY原油先物相場が13日も続落、一時、バレル45ドル割れ、米国原油在庫増加観測の見出しで13日付ブルームバーグでGrantoSmith記者が書いた。同記事によれば「原油WTI先物は米国原油在庫増加観測を背景に一時45ドルを割り込んだ。この日は2013年初めてWTIが北海ブレント価格を上回る場面もあった。LPSパートナーズ、エネルギー部門責任者、マイケル・ハイリー氏は「供給が需要を上回る典型的なケースだ。米国の生産は今後じわじわと増えつづけるだろう。OPECからは生産継続のメッセージが絶え間なく打ち出されてくる。」と話した。13日NY原油はWTIはバレル45.89ドル、北海ブレントは46.59ドルで取引を終えた。」と書いた。13日のNY金相場はオンス1,234.30ドルと小幅上げた。
13日朝放送のロシアRTRはウクライナ東部ドネツク空港でウクライナ軍とドネツク民兵との間で激しい戦闘が繰り広げられた。ウクライナ軍の砲弾がバスに着弾、民間人10人が死亡したと伝えた後、「原油相場が3%下落、46ドルを下回りました。ロシアルーブルが下げました」と伝えたあとウラジヲストックのスーパーが現れ「独占禁止委員会と農業省の係官が価格調査を行っています。原油相場は下がってもガソリン相場下がっていない。店によってパンの値段が違う。卵は123ルーブルから75ルーブルへ下がった店もある。」などとロシアRTR記者が紹介する場面を写していた。物価に対する市民の反応を伝えることでロシア政府が原油安、ルーブル安に神経質になっていることが伝わるニュースだった。原油関連では13日朝放送の英BBCは「12月の英国の消費者物価指数が0.5%増にとどまった。政府目標インフレ率は2%です。」と紹介のあと、ターニー、イングランド銀行総裁がインタビューに登場「原油相場はこの先数ケ月は下がるだろう。」と答えていた。
13日NY市場では原油相場一時45ドル割れを材料に、NYダウは27ドル安、17,613ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは1.905%に低下、原油安・株安・ドル安連鎖で1ドル=117.90円、1ユーロ=138.80円と円高が進んだ。原油安の動向に目が離せない。(了)